苦手な朝イチ実戦で連勝を手に入れた道化光です。
ただ、決して立ち回りが上手いとは思っておらず、たまたま読みが当たっただけと心得ている。
総合的に考えると、10~20台に1~2台の高設定を探し求めるより、ある程度情報が出揃った後の夜から打つ方が勝率は上がる。
高設定投入が見込めない、高設定が少なそうな日は、無理に朝から攻めずに今まで通り夜実戦を中心に立ち回っていこうと考えている。
さて、今回は前回・前々回の細かい部分を考察していきたいと思う。
まずは、ブドウの推移を見ていきたい。
朝イチから打つ時はブドウをカウントするのだが、この日は出だしが非常に悪く、79Gの初ペカまでに3000円を要してしまった。
ブドウの悪さはその後もしばらく続き、ブドウ50回成立時の確率は1/7.2。
このままブドウ確率が低迷し、ボーナス確率も悪くなるようなら早々にヤメなければならない…。
そう思っていたが、ブドウ100回の時の確率は1/6.2、ブドウ150回の時の確率が1/5.5と急上昇した。
その後、1/5.62~5.65あたりで安定したので、3000G辺りでカウントをヤメてしまった(消化速度を優先)。
ところが4000G辺りだろうか、ブドウ確率が体感で分かる程落ちたので、カウントを再開してみた。
再開後の50回までは1/8.2、100回までは1/7.8と非常に悪かった。
しかし、その後は200回で1/6.9、250回で1/6.4と徐々に上昇していき、最終的に400回目には1/5.8まで回復したので、カウントをヤメた。
ハッピーは特にブドウによる出玉への影響が大きいように思う。あくまでも個人的な見解ではあるが、4機種ある中でハッピーが最も荒れる気がしている。
ハッピーを打っていると、ボーナス確率が高設定域であっても、ほとんど勝っていないことやひどい時にはマイナスである。
逆にボーナス確率が中間設定レベルでも、出玉はプラスということもある。
写真を元に例を一つ挙げておこう。
見てもらいたいのは67回目のBIG。
この店のデータカウンタは獲得枚数を表示されているのだが、BIG終了時の獲得枚数は4716枚だった。そして次は106GでREG。獲得枚数は4747枚である。
106GでREGを引いた場合は持ちコインは減るのが普通だが、この時は31枚増えている。REGのポテンシャルをブドウがカバーしてくれた目に見える事例である。
こういったブドウの積み重ねが勝利へ導いてくれることもあるし、プラスを上積みしてくれることもあるのだ。
ブドウ確率は設定看破要素として重要だが、出玉面から見ても非常に重要なので、ジャグラー…特にハッピーを打つときはカウントを推めたい。
続いてはチェリーについて。
ネット界隈ではブドウ確率だけでなく、チェリー確率や重複率なども掲載されており、自分も参考にしている(ただし、数値はバラバラなので、過信は禁物)。
今回、総回転数9265Gに対してチェリー重複は36回(BIGが15回、REGが21回)。
確率にして1/257.3だが、確認した全サイトの設定6よりも高い確率で重複していることから、かなり引きがよかったのだろうと感じている。
ちなみに、チェリー確率は1/49.1だった(ブドウと同じく3000Gでカウントをヤメてしまったが)。
チェリー重複率は重要だと思われるが、当サイトに掲載されているコラムを参考にすると、最低でも1/900は下回っていないことが高設定を掴む上で必要だろう。
チェリーで気になったもう一つ。
それは固まりやすいということ。今回の実戦でも2連続や3連続とチェリー重複が連続しているポイントがあり、最も多いのが5連続というポイント。
わずか665Gの間にチェリー重複が5回…この間は設定6の5倍近い数値で引いている事になる。
ついでだが、前作から推測するとベルとピエロには設定差がなさそうなので、役立つのは出玉面のみ。
ピエロ獲得はハサミ打ちでも可能ではあるが、前回も触れたように消化速度が落ちる。
できれば、ベルも取りこぼさないようにしなければならないので、中押しをオススメしたい。
さて、最後にとんでもないオカルトでコラムを締めたいと思う。
以前から感じていたのだが、あまりにも非科学的なため、人に言うのも憚られる内容だった。
朝イチ実戦で勝利する時、あるいは高設定然とした挙動を見せる時は初ボーナスがBIGという事実…。
というか、自分には経験値がある。
逆に朝イチでREGを引くと、その後高設定のような挙動を見せても、必ず尻すぼみになるのだ。
もちろんスタートがBIGでも尻すぼみになることはあるのだが、REGから始まって高設定挙動を見せたので打ち切った…というケースがないのである。
全設定においてREGよりBIGが確率は高いわけで、BIGを先に引けるのが当然なのだが、REGからスタートして勝利するケースもあって然るべきなのに…。
もちろんこれを頑なに信じているワケではなく、例えば朝から500G消化してREGを3回も4回も引いていたら、嫌な感じはするものの、実戦は続行する。
つまり、自分の中にあるジンクスのようなもの。
全く根拠はないし、銭ゲバと銘打っている書き手としては恥ずかしいのだけれど、胸にあったモヤモヤが取れたような気もするので、吐露できて良かったと思う。
ジンクスだったり、オカルトだったり、他愛もないことを仲間で言い合える…。
それもジャグラーの良さであり、面白さであると考えているので、たまにはこういう話で終わるのもアリではないだろうか。
珍しく朝から推定設定6をツモったので3回分も引っ張ってしまったが、次回は通常の実戦に戻る予定だ。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。