攻めるのは主に旧イベント日という道化光です。
混みすぎるのは嫌なので、取材と称してライターが来店するようなスロ屋には基本的に行かない。かと言って、通常営業では高設定投入率が低い…。
という要因から、あまり混んでおらず、それでいて高設定もソコソコ期待できそうな旧イベ日を実戦に充てているというわけだ。
そんな中、旧イベ日に使っている某スロ屋で、ライター来店を伴わない取材イベントが開催される情報を得た。
朝イチ実戦の戦績を考えれば、もう少し努力すべきであると気持ちを奮い立たせ、その取材イベントに参加することにした。
入場順は92番だったが、多くの打ち手がスマスロや6.5号機に走ってくれたおかげで、なんとかジャグラーを確保することができた。
さすがに第一候補のマイⅤは空いておらず、取れたのは大好きなハッピージャグラーVⅢ。
高設定は1週間以上投入されていない挙動で、2日前と前日は-200~300枚程度でフィニッシュしている台だ。
では早速実戦レポートを。
…と思ったのだが、開始早々に気になる出目が停止したので、本編の前に出目に関する話を少々。以降の話は全てハサミ打ちでの話なので了承頂きたい。
前回の♯170にて、実戦上と前置きはしつつ、ピエロとリプレイのダブテンハズレはペカり確定と書いた。
しかし、この日の数ゲーム目。
チェリーもピエロも狙い、小役を否定したにもかかわらず、ペカらなかった事例を確認。つまり、ベルこぼし時にもこの出目が停止するということになる。
また、ベルとブドウのダブテンハズレでペカらなかった事例も確認。このゲームではチェリーもベルもしっかり狙ったため、ピエロの取りこぼしであると思われる。
この2つの事例から、上段ベルのテンパイハズレも、ピエロの取りこぼしで停止する可能性があるので注意してもらいたい。
ネガティブな話だけではさみしいので、実戦から得た朗報も記しておきたい。
左リールにチェリーが停止し、ブドウかリプレイがテンパイした場合は2確(ただし、右リールにボーナス絵柄が停止した場合を除く)と掲載した。
右上段に7が停止する下段リプレイテンパイはノーチャンスとすら思っていたのだが、この日チェリー+右リール上段7停止からペカったので報告しておく。
前置きが長くなってしまったが、実戦の本編に移ろう。
ハッピーの設置台数は少なめ。自分は内角のため、隣はアイムのグリーンパネル。
開始早々、右隣が1G目のレバーON時にペカってBIG。
さらにその隣は10GソコソコでBIG。周りの他の台も見た感じ1000円でペカったようだった。
自分の初ペカは79Gとなったのだが、周りの台が自分より早くペカっていたので、何故か負けたような気分になっていた。
ブドウの落ちが悪く、79G消化するのに3000円目のコインが残り5枚しかなかったことも、敗北感を覚えた要因かも知れない。
周りの台はガンガンジャグ連をかましているので、自分も負けじとジャグ連を…そう思ったが、敢え無く100Gを超えてしまった。
しかし、迎えた153G目。レバーONと同時に「ガコッ!」の音、この日初のプレミア告知“先ガコッ!”である。
その後は、ジャグ連が発生して2連発でREGを引く。
ここまで385G消化して、BIG・REG共に2回(1/192.5)、悪くない出だしである。
しかし、次のボーナスは266Gと少々ハマってしまうが、それはBIGだったので最小限の被害で済んだ。
ここではジャグ連が炸裂せず、171G目にブドウ&リプテンパイのチェリー重複2確目が出現。
REGを挟んだ後、ようやく早いゲーム数でBIGが連チャンして出玉に多少の余裕ができた。
さらに200G手前で、この日2発目の“先ガコッ!”が炸裂。
ここから連チャンに繋げたいところだったが、120G・140GでREGを引いて少しずつコインを減らすことになってしまった。
そして、この日初めて300Gを超えるハマリを喰らう。
幸い、333GにBIGを引いたが、気になるのは周りの台の出玉である。
右隣はREGこそ1/500程度だったが、BIGが1/145。2つ右隣は、BIGもREGも設定6を振り切っている。
並びで高設定を入れていれば…。
そう考えたのだが、ジャグラーだけでなく他のシマにも塊で入れている“風”な挙動は見えていない。
この時点で、1711G回してBIG7回(1/244.4)、REG5回(1/342.2)。可もなく不可もない数値である。
全てを加味すると、自分の台は高設定でない可能性が高いのではないかと感じ始めていた。
とりあえず、各台計数機にギリプラス収支で終えられる4000円分のコインを流し、残りの150枚程度のコインを消化したら、店移動も視野に入れて移動先を探そう。
そんな気持ちになっていた。
実戦の序盤だが、まだ語りたいことは山ほどあるので、続きは次回に持ち越したいと思う。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。