ジャグラー以外のスロット戦績を聞かれると口が重くなる道化光です。
6.5号機が登場してから、「稼働が増えた」とか「業界が再活性」などといったポジティブな話をよく聞くが、果たしてそうなのだろうかと疑問に感じている。
自分はYouTubeで様々な動画を見ているが、派手な出玉を披露している動画もあるにはあるが、多くの動画が大負けを喫した内容となっている。
もっと言うと、派手な出玉の動画でも朝イチから出っぱなしというものは少なく、ある程度吸い込まれてから、3000枚を超える出玉を手にするのがほとんどである。
4~5号機時代と比較するのはナンセンスだが、あの時の盛り上がりには程遠い…。
というか、負けた時の金額が見るに堪えない動画が多く、復活というよりむしろ後退しているように見えるのは自分だけだろうか。
スロ屋はスマスロ設置費用を捻出しなければならず、6.5号機の負の傾向がより顕著になると予測している。
今年の年末年始は、厳しい状況とが容易に想像できるのだが、愛してやまないジャグラーには、あまり影響しないことを願うばかりである。
さて今回は、前回コテンパンにやられたハッピージャグラーVⅢでリベンジ。
そのため、某有名店のイベントに突撃した。ただし、イベント内容は店の全体が対象。ジャグラーに特化したイベントだとハッピーに座れない可能性もあるので。
初ペカは14G。シマで一番乗りだったが、REGだった。
せっかく1000円で当たったのに、追加投資するハメになるんだろうな…と嫌な感じもあったが、23Gでリプレイとピエロのダブテンハズレ(大好きな出目)からBIG。
これで少し余裕ができたのだが、この出玉はほとんど飲まれてしまう。ただ、追加投資せずに277Gで光ってくれたのは有難かった。
そして、迎えること46G。ブドウに挟まれたチェリーが中段に停止した。
レバーON時に何も起こらず、特別な演出も発生しない。
実に地味な中段チェリーだったが、それでこそジャグラーであり、GOGO!ランプがペカればそれで十分なのだ。
しかし、この後に1度のジャグ連を挟んだあと、500G超の大ハマリを喰らってしまう。
この時点でREGが1回。出玉が飲まれたらヤメるべき確率だったのだが、ブドウ確率が1/5.8と非常に良かったので、追加投資すべきかどうか迷っていた。
だが、幸い飲まれる寸前にBIGを引き、事なきを得た。
大ハマリ後にジャグ連を期待するのは自分だけではないだろうが、ジャグ連に至らず。
その後は、獲得した出玉が飲まれそうになったらBIGを引くというダラダラした展開がしばらく続いた。
もう粘ることもできないレベルのREG確率になったし、ブドウも徐々に落ちてきたのだが、流して景品に変えるのもはばかれる程度の出玉しか獲得していないので、そのまま飲まれるまで打ってしまった。
以下、実戦データである。
14 REG 🍒 1K
23 777
277 777
46 777 中段🍒
73 777 先告知
519 777
189 777 プレミアム
231 777
88 REG
210 777 プレミアム
32 777
394 ヤメ
トータルデータ
総回転数 2096G
BIG 9回(1/232.8)
REG 2回(1/1048.0)
実戦結果
総投資 1000円
回収 0枚
収支 -1000円
前回でも少し触れたが、ハッピーは打っていて面白い(小役ハズレ目を停止させたい)のがネックである。
ボーナスやブドウが粘るべき確率ではなくなったら、他に移ればいいワケで、その台に固執する必要はない。
例え50枚、イヤ40枚や30枚しかなかったとしても、コインを持って他のジャグラーやノーマルタイプを打つべきなのだが…。
ハッピーはつい打ち続けてしまうのだ。ハッピーの罠から脱出するには、順押し・順ハサミで消化せずに逆押しで消化するしかない、そう考えている。
逆押し消化なら出目を楽しむも何もなく、アツイのは中or下段に7が停止したのみ。淡々と消化できるし、しっかり打てばピエロもベルも獲得できる。
“銭ゲバ”を標榜しているのだから、これくらいは徹底して500円でもプラスを目指さねばならないだろう。
ハッピーでは未だ未勝利。
低設定しかないかと言われればそんなことはなく、むしろ設定状況は非常に良いと思われる。
しかし、自分が高設定にありつけていないのは、設置台数が少なさが原因の1つだろう。高設定の絶対数が少なければ、必然的に掴む確率も低いわけだから。
ハッピーで本格的に勝負するのは、ほとんどの店にハッピーが導入され、1店舗あたりの設置台数が多くなってからでも良いのではないか…。
弱気な考えであるが、連敗したことも手伝ってとひそかにそう考えている。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。