スロットを打つのは稼ぐためで、楽しむのは二の次…。
開始当初からそう言い続けている道化光です。
実戦する際のメンタリティが“稼ぐ”ところにあると再認識してもらい、早速実戦の話をしていきたいと思う。
ハッピージャグラーVⅢ導入から数日。
入場抽選に負けて打てない日が続き、既存のジャグラーを打つ日々が続いていたのだが、いよいよ打てる日が来た時のレポートをしたい。
実戦日は、優良店と呼ばれる店の通常営業日。打ちたい度が強すぎて、イベントまで待てず、確実に座れる通常営業で妥協したという感じだろうか。
♯161で少しだけ打ったが、ほぼ初打ちとなる今回。
導入から1度も高設定が入っていないと思われる台をチョイスし、打ち始めた。
毎回書いているが、ジャグラーで重要なのは初期投資。
できれば2000~3000円、悪くても5000円には抑えたいところだが(総投資は10000円に抑えたい)、この日は200Gを超え、6000円を費やしてしまった。
ただ、朝実戦は一発目のボーナスを引かないと何も始まらないので、初期投資の考え方は多少ゆるくなり、8000円ぐらいまでは気にしないようにしている。
初当たりがBIGで、その出玉が飲まれてしまった場合は状況によって対応が異なる。
初期投資が1000~2000円、つまり早いゲーム数で当たったケースでは追加投資の選択肢もあるが、200Gを超えて当たったケースでは基本的に離席する。
出玉が飲まれるまでに200G超を要するだろうから、消化ゲーム数は400G以上となる。これでREGも引いていない状況ならヤメるのが賢明だろう。
しかし、飲まれる直前に2度目のBIGを引き、この出玉もあっさり飲まれてしまう。
前述した通り、ヤメてしかるべき状況ではあるのだが、この時は離席に二の足を踏んでしまった。
ブドウ確率が異様に良かったのである。
飲まれた時のゲーム数は655G、ブドウの回数は124回で確率にして1/5.28。
ハッピーのブドウ確率は把握していないものの、設定6以上であることは容易に想像できる。
ボーナス確率は最悪ながら、とりあえずもう少し粘ってみることにした。
追加投資は3000円。総投資の上限の目安としている10000円には達せずに当たってくれたものの、この出玉もあっさり飲まれて諦めることにした。
9000円負け…。
銭ゲバを標榜している自分がこの収支で終われるはずもなく、夜に望みを託して一旦自宅に戻ることにした。
再来店の時間は20:30。
ハッピーは全て稼働中で、他のジャグラーには打てそうな台が見当たらない。仕方なく、しばし店を徘徊することとなった。
そして22:00少し前にようやくハッピーの1台が空いたのでデータをチェックする。
総回転数 7517G
BIG 35回(1/214.7)
REG 22回(1/341.6)
363G放置の台
REG確率こそ設定2と3の間で芳しくないが、BIG確率は設定6を超えているので打つことにした。
初ペカは73G(カウンタ表示は440G)。
ブドウの落ちが悪く3000円掛かってしまったが、初期投資としては悪くない金額である。
当選したのはREG。設定看破的にはREGで良かったのだが、何せ実戦時間が短い。設定はどうでもいいからできればBIGが欲しかった。
REGの出玉はあっという間に飲まれたがBIG確率が良いので当然続行である。
追加投資は4000円で済んだが、またしてもREG。
出玉が増えず、推定設定だけが上がっていくという苦しい展開が続く。
REG後に速攻でペカるも56GでREG。この辺りで自身の精神は崩壊していたのだと思う。出玉が飲まれた後も考えることなく追加投資に踏み切ってしまった。
3000円を追加したところで、投資上限の目安としている10000円に達したため…というか、閉店時間の数分前となっていたため、やむを得ず実戦終了となった。
以下、当日の実戦データである。
【朝】
211 777 6K
224 777
312 777 3K
244 ヤメ
トータルデータ
総回転数 991G
BIG 3回(1/330.3)
REG 0回( - )
投資 9000円
回収 0枚
【夜】
440(73) REG 先 3K
222 REG 🍒 4K
6 REG
57 REG
277 ヤメ 3K
トータルデータ
個人回転数 635G
BIG 0回( - )
REG 4回(1/158.7)
総回転数 8170G
BIG 35回(1/233.4)
REG 26回(1/314.2)
実戦結果
総投資 19000円
回収 0枚
収支 -19000円
夜実戦で10000円の負け。そして朝と加えて19000円の負け。日銭で生活している自分にとっては非常に痛い1日となってしまった。
この日の反省を含め、冒頭の話をしたい。自分は稼ぐことこそがスロットを打つ意味だと捉えている。
…というより、無理にでも自分にそう言い聞かせて実戦に挑んでいる。
したがって、ハッピーは自分に不向きなのかもしれない。何故なら面白いから。
BAR揃いもBIGであること、小役優先制御であること、リール配列が全くの別物であること、等々他のジャグラーとの違いが多いハッピー。
だが、最も大きな違いは出目演出だと捉えている。
順押し、順ハサミで消化していると、小役ハズレ目が非常に多いのである。
例えば枠上に7を狙って左下段に7が停止した場合は、実戦上小役orボーナスとなる。ブドウがテンパらなければベルorボーナスという激アツ出目が出来上がるのだ。
また、左にBAR・リプレイ・ブドウが停止すれば、実戦上小役orボーナスで、リプレイ・ブドウ非テンパイなら2確目が出来上がるのである。
さらに、ピエロと小役のダブテンハズレや、ベルと小役のダブテンハズレも、実戦上ボーナス確定。
とまあ、楽しめる所がたくさん存在するのである。
楽しいが故、押し引きの判断に甘さが出てしまうし、追加投資の基準も甘くなってしまう。
“楽しむよりも収支を優先”
この信念をもう一度頭に叩き込み、次回の戦いに備えようと思う。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。