今回は特別編と致しまして「とあるホールの設定推測」コラムとのコラボ企画になっております。
以前「スロプロのジャグ考察36」で行った企画です。
内容的には、とあるホールの設定推測で取り上げられたホールへ打ちに行き、データから見えていた設定状況などを踏まえて、自分の観点からも考察していきます。
いつもと違った感覚で実戦に挑めるため、個人的には楽しみな企画だったりします。
もちろん、実戦費は自腹ですので本気で勝ちに行ってきました。
それではどうぞ。
実戦ホールは、先日までの「とあるホールの設定推測#83~85」で取り上げられていた東京都A区M.T店。
ジャグラー総台数144台の大型ホールで、いかにもジャグラーに力を入れている雰囲気が伝わってきます。
実戦日は特定日の一角である「5の付く日」を選択。
「7の付く日」も強い日とのことですが、その日はホール全体が活気づくことが予想されるため立ち回りが難しくなることを懸念して避けました。
この日は朝イチからの実戦を避け、ホールに着いたのが昼の12時前後。
コラムのデータを見た感じ、朝イチからピンポイントで狙えそうな入れ方はしていないとわかったので、状況を見つつの後ヅモ狙いにしたという流れです。
ちなみに、ホールに着いた段階での稼働状況(ジャグラー)は約8割。平日にしてはかなりの高稼働でした。
ただし、客層はかなり緩めで小役カウンターを使っている人は全体の1割未満。
1シマに数人程度しかいないので、ガチで設定を狙いに来ている人は少ない印象でした。
後ヅモには悪くない環境ですが、ここまで一般客が多いとなると設定状況の信憑性が気になるところ。
高設定はあっても設定6が少ないなど、どこかに専業が集まらない理由がありそうな気もします。
ホールに着いてからしばらく打つ台を探していると、「1838Gで2の13」というアイムが空き台に。
データ的にアイムは状況が良い時期もあったらしいので、これはなかなか良い台が空きました。
あとはこの台がホンモノであることを願って回すのみ。
1000G消化した段階で引いたボーナスはBIG3とREG1で、だいぶ辛いスタートに。
しかし、ブドウが1/5.37とめちゃくちゃ落ちたので出玉的に粘れました。もちろん設定6の可能性もあるのでまだまだ続行です。
そこからさらに1000G回して、累計2000Gで引いたボーナスはBIG11とREG3。
前任者が引きまくっているのでトータルのREG確率はまだ良いですが、ちょっと不安になる展開ですね。
ただ、いまだにブドウが1/5.56と設定6をはるかに上回っているので気持ち的には余裕を持てています。
そこからはREGの喰いつきが依然として悪いものの、BIG先行で粘りやすい展開でした。
最終的に個人では5291GでBIG28とREG15(1/352)のプラス2600枚ほど。十分すぎるほど出てくれました。
トータルでは7129GでREG28(1/254)なので設定5と6の近似値。さらにブドウは1/5.83と序盤よりもだいぶ落ちましたがこれも設定6の近似値でした。
自分が打った台は、数値だけ見れば設定6の可能性は高いのですが、全体の状況を踏まえると実はそうでもないかもしれないです。
というのも、ボーナス回数が付いている台は多くあったのですが、飛び抜けている台がほとんどなかったんですよね。
設定6の数は少なく、中間設定付近の台が多く散らしてある印象を受けていたので、自分の台も実は設定4くらいで上ブレしただけの可能性も普通にあるなと。
では、最後に実際にホールへ行って感じたことをまとめてみます。
・客層は緩め
・小役カウンター使用者が少ない
・飛び抜けて当たっている台が少ない
・平均設定は高い
設定を使っているのは間違いありませんが、設定6が少なそうなので大きく勝つのは難しいかもしれません。
ただ、設定6を多く使うと専業が確実に集まってくるので、そうなると遊びやすさは薄れてしまいます。
あくまでも設定6を狙いたい打ち手にとっては微妙というだけで、6が少なくても平均設定が高ければ勝てる可能性はありますからね。
朝イチからの勝負は狙いが定まらないので難しそうですが、今回の実戦のように後ヅモ狙いに絞れば割と戦えるとも思いました。
以上で実戦レポートを終わります。不定期開催なので次があるのかもわかりませんが、あるとすれば次はどのホールで打つことになるのか楽しみです。
それではまた!
スロプロのジャグ考察
スロプロ歴約20年の難波キーノによるジャグラーの現状考察。イベント規制の地域差やパチスロに対するスタンスも人それぞれなので、参考程度に読んでもらえればなと。毎月上旬に記事更新予定!