巷では「働かないおじさん」が話題になっているらしい。その特集をTVで見て「自分のことを言われている」と思い込んでしまった…どうも道化光です。
働かないおじさん問題とは、スロットで食っている…つまり、世間的にはニートとされるような人種のことではなく、一般企業で勤務しているにも関わらず働かない、そんな中年のことを指すらしい。
朝から夕方までネットニュースを読んだり、ゲームをしたり、とにかく企業に有益なことは全く行わず、給料だけは無駄に高い。そんな人種に対し、社内から不満が噴出しており、企業収益的にもよろしくないため、早期退職を募る企業が増加しているらしい。
しかし、希望者を募ると手が挙がるのはデキる社員ばかり。
企業側が排除したいと考える働かないおじさんたちは一向に辞める気配がなく、状況は益々悪くなるのが一般的なのだそう。
そりゃそうだろ。自分では何も生み出せない、何の能力もない人間は、会社という組織に所属し続けないと、間違いなく食いっぱぐれる。それを本人が一番わかっているのだから。
そして厄介なことに、そんな無能な奴らであっても一旦正社員という免罪符さえ手にしてしまえば、ナンビトたりともその効力を簡単には奪い取ることができないのが、日本の現状。つまり雇用関係の法律を変えない限り、働かない正社員をクビにできる法律ができない限り、この状況は変わらないだろう。
まあ、会社もろとも潰れてしまえば、しがみつくもへったくれもないのだけれど…。
ちなみに、自分が一般企業に勤めていた10数年前にも、働かないおじさんはいたし、肩を叩かれつつも会社にしがみついている人間はたくさんいた(社史編纂室とかいう典型的な左遷部署にはダメおやじがワンサといた)。
自分もおじさんと呼ばれる年代に突入したためか、身につまされる思いで熱く語ってしまった…。
そろそろ、話を本題のジャグラーに移そう。前回の銭ゲバ#14「総回転数が足りていない台での実戦」で失敗例を書いたが、今回も同じ内容のパート2として成功例をお送りする。
実戦ホールも前回と同じで、JRと私鉄が乗り入れている乗降者数が多い駅前に立地する中規模店。パチンコ・パチスロ併設店で、どちらも客付きは良好。
実戦日は通常営業ながら、ジャグラーには高設定が複数台散見される(恐らく設定6も使われていると思うが、複数台投下するほど良くはない)。
そして見つけた台はファンキージャグラーの総ゲーム数1647Gの台。まさに総回転数が少ないが、BIGが13回(1/126.6)、REGが7回(1/235.2)と共に設定6の確率を突き抜けている。
放置されていたゲーム数は129G…。完全なるオカルトだが、300Gを超えている台は打つ気がしないし、200G以下のゲーム数から打ち始めても、300Gを超えるとそれ以上追う気になれない(実際には数値が良ければ追うが、やる気はかなり削がれる)。
根拠は全くないが、このターンは大ハマりするのではないかと考えてしまうからである。
ただ、この日一発目のペカりは打ち始めから156G、つまり放置されていたゲーム数と足しても285G(かろうじて300G未満)。しかも、BIGだったため“申し分ないスタートが切れた”と、実戦当日の自分はこう感じていたはずだ。
そして2発目のボーナスはチェリー+BIG。残念ながら、設定差の大きいREGではなかったが、BIGの設定差もゼロではないだけに好材料である(その後2度のチェリー+REGを確認)。
この日、大きくハマったのは394Gハマリの1度だけで、終始ストレスなく閉店間際まで消化できた。
156 777 5K
190 777 🍒
54 REG
107 REG
3 REG
18 777
228 777
140 REG 🍒
62 777
152 REG 🍒
23 REG
71 777
18 777
394 777
163 REG
29 777
100 ヤメ
以下は今回の実戦をまとめた数値である。
自身の実戦数値
消化ゲーム数 1839G
BIG 9回(1/204.3)
REG 7回(1/262.7)
ブドウ出現率 (1/6.22)
獲得枚数 909枚
収支 +14500円
BR共に設定6の数値を上回っているが、ブドウ確率は設定5の近似値となった。
この台のトータルデータ
総ゲーム数3486G
BIG 22回(1/158.4)
REG 14回(1/249.0)
前半でBIGが走った台は、得てして後半失速しがちだが、大きく下がることなく打ち切れたのが最大の勝因だと思う。そしてこの台の設定は…まあ、設定6で間違いないだろう(にしては収支がショボイ)。
中途勝負する場合は、閉店までの時間勝負となることが多いので、この手の台をいかに早く見つけるかが、重要となってくる。もう1000G消化できていれば、収支もかなり上積み出来たのではないかと思う。
ただ、動き出しが早ければ良台が早く見付かるかというと、話はそう単純ではなく、動き出しが早いほど、総ゲーム数が足りていない可能性も高まるので、そのバランスが難しいところとなる。今回は、1万円を超える収支が得られたので、まあ及第点と言えるのではないだろうか。
そしてこの日の晩飯は、実戦終了直前に友人(スロットとは無縁の)から連絡が入ったので、居酒屋で一杯引っ掛けることとなった。
少々奮発して舟盛りなんぞを頼んでみたら…これが意外にも高く付き、割り勘にしながらもこの日のプラス分は1万円を大きく割り込んでしまったのは大誤算だった(。>ㅅ<。)
銭ゲバジャグ戦記
打つ際の立ち回りは“勝つために手段は選ばず”。西に強い特定日があれば朝イチから並ぶし、東に緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わず、ただただ勝利に向かってジャグに立ち向う、道化光(どうけひかる)の銭ゲバな実戦記となっている。