世界経済フォーラム(WEF)がジェンダーギャップ指数というのが発表されたらしい。ジェンダーギャップ指数とは、経済・教育・健康・政治の4分野における14項目のデータを分析し各国の男女の格差を表した指数だそうだ。
その“世界なんちゃら”による日本の順位が過去最低の121位!!
そんな裁定にどうしても納得できない…どうも道化光です。
平均寿命で言うと6歳以上も女子が高く、自殺率で言うと男性は女性の2.4倍、ひきこもりの数でも76%が男性と言われている。
世界なんちゃらは、恐らく女性の政治参加率、企業による女性の管理職・役員比率、等をやり玉に挙げて女性の地位向上を!と言いたいのだろうが、先に挙げた社会病理を鑑みれば、男性にとって生き難いのが日本であると思うのだが…。
これ以上、突っ込んだ話をすると方々から苦情が来そうなので、そろそろ本題に入ろうと思う。
中途勝負を挑む場合、このコラムではもちろんのことだが、別の場所でも「3000Gは回っていて欲しい」と度々発言している。…が、実のところはそんな都合良くおあつらえ向きの台が落ちていることは少なく、2500G…イヤ2000G程度しか回っていない台でGOすることもある。
さらに、ボーナス確率がベラボウに良ければ、1800Gぐらいでも打つことすらある。ただ、当然ながら総ゲーム数が少ないとボーナス確率が上にも下にもブレやすいため、座ったとたんボーナスが全く引けなくなることも日常茶飯事。
したがって、普段は総ゲーム数が足りないケースの場合、よりシビアに立ち回ることを常に心掛けている。
ここまで言っておいてなんだが、時にはシビアに立ち回れずにもちろん失敗してしまうケースもある。そこで今回は、自身が後悔した実戦の失敗例となる実戦を見てもらおうと思う。
今回の実戦ホールは、関東の主要駅(JRと私鉄が乗り入れている)前に立地する中規模店舗。パチンコ・パチスロ併設店で、どちらも客付きは良好だ。
実戦日は通常営業下ながら、ジャグラーには高設定が複数台散見される(恐らく設定6も使われていると思うが、複数台投下するほど良くはない)。
そんな店舗で見つけたのは、滅多にチョイスしないニューアイムジャグラーEX-KT。総ゲーム数は若干どころか、かなり少なく1457G、BIG・REG共に6回ずつ引いており、ボーナス合算出現率は1/242.8(設定6以上)。出玉はプラス域だが、スランプはやや下降気味。
この程度の稼働ゲーム数の場合、出現率はどんどん変化していくので、押し引きの判断は比較的早めにできる。自分の場合、基本的にはBRの合算確率、もしくはREG確率が設定4を下回ったらヤメることにしている(設定4と5の間をさまよっている時が最も悩む)。
仮にブドウ出現率が超優良でヤメにくい場合でも、ただちにREGを引いても設定4の確率を上回らない確率まで落ちた場合は、ヤメることにしている。
開始直後、3枚目の千円札をサンドに入れた直後、チェリーからGOGO!ランプが点灯し、REGスタート。
常日頃から言っていることだが、最初のボーナスは是が非でもBIGを願いたい。過去の実戦を見返しても、REGスタートだった際の追加投資率は6割を超えている(もちろん枚数が少ない理由が大きいが)。結果的にプラスで終わっていても追加投資を余儀なくされるケースは多いのである。
それに比べ、BIGからスタートした場合は、BIG後に200G超の猶予が与えられるわけで、追加投資するリスクは低い(200G消化する途中でヤメるべき数値まで落ち込むこともあるため)。
今回、次のボーナスこそ追加投資無しでペカったが、それもまたREG。以降は追加投資してはREGというパターンを繰り返し、結局REGを6回引き、BIGを引けずにギブアップ。打ち始めてから1000Gを超えていたので、イコールBIG間1000G以上ハマっていることになる。
73 REG 3K 🍒
36 REG
297 REG 7K
134 REG 2K
131 REG 2K
138 REG 3K
204 ヤメ 5K
最終的な総ゲーム数が2470G、BIG 6回(1/411.6)、REG 12回(1/205.8)となり、収支は-22000円で終えた。
REG出現率は設定6をはるかに上回っているし、ブドウ出現率も設定6の近似値(ただし、自分が回したゲーム数は1013Gと短い)だったが、BIGが設定1をはるかに下回っているため、やむを得ない撤退だと思う。
何なら判断が遅すぎた。アイムシリーズの場合、設定6でも出玉率は105%チョイ。それを考えたら、設定6を捨ててしまうリスクなど深く考えず、投資1万円目に出た3度目のREGが飲まれた段階でヤメるべきだったのではないかと思う。
-22000円…このコラムを始めて最大の負け額だし、コラムに無関係の実戦でもノーマルタイプでこの負け額は久しぶりかもしれない。
朝イチからの実戦、つまりゼロから設定判別しながら打つのであれば、-22000円負けることも致し方ないが、石橋を叩いて渡る…つもりで中途勝負に挑んでいるワケで、大きく負けるのは自分的に許されないのだ。着席時のBR確率が共に設定6だっただけに過信してしまった自分を恨めしく思う。
マイナスで終わったこの日、当然ながら夕食は抜きであるし、毎日のように飲んでいる缶チューハイも抜きである。
ただ、夜も更けたとき、無性に腹が減ったので缶チューハイのツマミになればと買っておいた「歌舞伎揚げ」的なものを2枚ほど囓り、明日以降の実戦に備えて就寝した。
銭ゲバジャグ戦記
打つ際の立ち回りは“勝つために手段は選ばず”。西に強い特定日があれば朝イチから並ぶし、東に緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わず、ただただ勝利に向かってジャグに立ち向う、道化光(どうけひかる)の銭ゲバな実戦記となっている。