スマホは2年に1回のペースで変えている道化光です。
キャリアのお得なプランを利用しており、48回払いの内、24回を過ぎれば、機種変更の際に残額の支払い義務がなくなるというもの。
実はお得ではなく、騙されているとの指摘も多いが…。
日本人は1~3年で機種を変える人がほとんどだそうで、世界的にはかなり早いサイクルだそうだ。
機種を変える理由の第1位は「電池の持ちが悪くなったこと」らしいが、この電池の持ちには製造する企業のからくりがあると情報番組で目にした。
スマホに限らず、工業製品には商品寿命というものがあるらしい。
もちろん、どんなものでも経年劣化するし、ほとんどの商品には耐用年数が決まっているため、寿命があるのは当たり前。
しかし、そんな単純な話ではなく、作り手が商品の寿命をある程度コントロールしているというのだ。
けしからん話ではあると思うが、現代の技術で商品を作ったら、そう簡単には壊れない。
そうなると、買い替え需要は枯渇するし、壊れなければ修理の需要もなくなる。
結局、ほどほどに長持ちし、良きところで故障することで回っている経済もある、そういうことなのだろう。
ただ、知り合いの自動車整備士は「今の車は全然壊れないから商売あがったりだ」と、こぼしていたが…。
では、ジャグラーの話に移ろう。
当企画の戦績を非常に優秀だと感じている読者諸兄も多いと思うが、実は晒していないデータも少なからず存在する。
例えば、朝イチから1万円打ったがペカらずヤメ…。こんなデータはネタになるはずもなく、そのメモをフォルダに放置していた。
だが、即ヤメするのにも理由があるわけで、ニッチもサッチもいかなかった幾つかのデータを掘り下げてみたいと思う。
●4月某日 ファンキー2
神奈川県の某スロ屋で、5の付く日に実戦。
※写真はイメージです
月に3回ある中イベントで、各シマに設定5or6が最低でも1台はあるという感じのものだ。
初ペカは212GでREG。アイムでもマイⅤでも思うのだが、できれば100G以内に当たって欲しいところだが、投資が5000円なので、セーフといったところ。
ただ、納得いかないのはREGだったこと。
BIG偏向であるのがファンキー2の良さだと思うのだが、自分が打つと高確率でREGが先行してしまう。
あまり考えたくはないが、相性というものなのかもしれない。
いつも300Gハマリを押し引きの判断基準としているのだが、6000円の追加投資を使い切ったところで294G。
そのポイントに差し掛かった。
この段階でファンキー2の全20台中、かなり良さそうな台が2台、まあまあの台が4~5台見えていたので、この台を諦めた。
●5月某日 マイⅤ
都内某所のスロ屋、曜日毎(月に4~5回開催)に行われる機種イベントに参加。
この店は圧倒的にマイⅤが強いため、朝の抽選が第一関門だったが、無事クリアしてマイⅤを確保した。
まずは190GでBIGを獲得。
基本的にBIGの出玉が飲まれたらヤメるようにしているが、当日はイベントであることとマイⅤを推しているということで、追加投資に踏み切った。
追加1000円でBIGを獲得したが、この出玉も飲まれたのでヤメ。
ヤメた理由は600G回してBIG2のREG0。さらにワンBIGで200G回らなかった=ブドウの落ちが悪かったことも要因の一つである。
●5月某日 ファンキー2
神奈川某店の通常営業での実戦。
※写真はイメージです
設定6は期待できそうにないが、ベースが高めなので、BIGに偏れば飯代くらいは稼げるだろうと実戦開始。
30分後。351G回したところで、ペカらずヤメ。
飯代を稼ぐどころか、9000円のマイナスで退店を迫られることとなった。
見切りが早い気もするが、ド平日であることとブドウ確率も悪かったので、無難なヤメ時ではないかと思う。
●5月某日 アイム
神奈川某店。月イチで行われる店全体のイベントで、全機種が対象。
マイⅤを狙っていたが、抽選が悪く取れたのはアイムだった。
投資1000円の24G、幸先よくBIGを獲得したものの出玉はあっさり飲まれてしまう。当然ながら続行し、追加投資1000円で再びBIGを獲得。
残念ながら連チャンには繋がらなかったものの、出玉がなくなる前にBIGを獲得。
ここまで455Gを消化してREGがゼロ。出玉があるうちにREGを引いておきたいところだったが、ペカることなく出玉が飲まれてしまう。
それでもBIG確率は悪くなかったし、強いイベントだったので、怖さもあったが続行に踏み切る。
追加投資は2000円、総投資4000円で踏みとどまりBIGを獲得したが、その出玉も飲まれてしまい実戦を終了。
900G余りを消化してREGがゼロ…。設定6が完全に消えたとは言い難いが、その可能性は極めて低いだろうからヤメ時としては無難なところではないだろうか。
さて、象徴的な4本のデータを紹介した。
ツモれていないダメな部分は置いておいて、重要なのは如何に負け額を少なくするか、ということである。
ジャグラーを打つにあたって、10000円以上負けないことを目標としている。
10000円以内の負債であれば、離席後に100%超の機種でリカバーしたり、翌日以降に取り返したりすることもそれほど難しくなくなる…と自分は考えている。
見切りを早くすると、高設定を捨ててしまうリスクはあるが、総合的に考えれば負債を抑えることに重点を置いた方が収支には良い影響を与えるハズである。
余計な心配しなくても、設定6に座ったらヤメることを考えるタイミングすら訪れない…大体そんなパターンになるから!!
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。