今回のコラムは、いつもより短い間隔での更新になります。
前回のコラムで取り上げたマイジャグVのアプリネタが何気に好評(?)だったらしく、編集さんから「次はファンキー2のアプリで同じようにデータを調べておくれ」と依頼が来ましてね。
それでコラムの更新が早くなったという次第です。
ファンキー2のアプリもマイジャグV同様に詳細なデータを閲覧できるので、色々調べることができます。
で、今回も各設定50万ゲームを消化して小役確率やらボーナス確率を調べてみました。
ブドウ確率は1/5.92〜1/5.70の差。これはマイジャグVとほとんど同じような数値になりました。
設定差はありますが、低設定でも一時的に引けることはあるので正直アテにするのは難しいですね。
1/5.5以上など明らかにブッチ切っていれば高設定を意識しても良いかなと思います。
単独REG・共通チェリー+REG、これらの設定差は予想通りですね。どちらも設定差は大きいので設定を意識する際は要チェック。
それとは別に意外だったのが、単独チェリー+BIGの設定差です。これが段階的な設定差になっているんですよね。
本当は設定差がないのに偶然ブレてしまった可能性もゼロではないけど、ここまで綺麗な差だと偶然で済ませるのはやや無理があるような…。
なお、単独チェリーは成立しているほうのチェリーを狙っていた場合にチェリーが停止しますが、逆のチェリーを狙っているとハズレ目が停止します。
さらに言えばフラグ強制で試したところ、ファンキー2の単独チェリーは中段にチェリーが止まらなかったんですよね(普通に角に止まる)。
なので、単独チェリーを引いても見た目上は単独当選・共通チェリー同時当選との区別が付かないので、設定差があったとしても看破要素には使えません。
複合役は4種類あり、いずれもBIG確定。正式名称は不明ですが、便宜上フラグの上から順に特殊役A・B・C・Dと呼称しています。
4種類とも確率はかなり重めで、50万ゲーム程度の試行では収束しそうにない確率になっていますね。
あえて注目するなら特殊役Aの確率で、ここは段階的っぽい設定差になっているんですよ。
特殊役Aは中段にチェリーが停止しやすいフラグでして、実はファンキー2で中段チェリーが止まるのはこの特殊役Aのときだけみたいなんですよね(他の特殊役・チェリー時は停止せず)。
中段チェリーが止まるフラグで段階的っぽい設定差がありそう…これはちょっと気になりませんか?
まあ、確率分母が大きいので信憑性は微妙ですけどね。偶然こういう確率になってしまった可能性は大いにあると思いますし。
この部分の確率を突き詰めるなら最低でも100万ゲームくらいのサンプルは必要だと思うので、話半分くらいで聞いて頂ければと思います(笑)。
以上がファンキー2の主要数値まとめになります。
基本的にはマイジャグVと同じような傾向だったので、6号機のジャグラーはこの確率がベースになっているのかもしれませんね。
それと、ブドウ・単独REG・共通チェリーREGの確率は実戦にも活用できると思いますので是非どうぞ。
それではまた!
スロプロのジャグ考察
スロプロ歴約20年の難波キーノによるジャグラーの現状考察。イベント規制の地域差やパチスロに対するスタンスも人それぞれなので、参考程度に読んでもらえればなと。毎月上旬に記事更新予定!