業界の行く末に不安を感じている道化光です。
パチンコやスロットをやる人は競馬や競艇をやる人も多いと言われている。公営ギャンブルはイメージアップ戦略を取るとともに射倖心を煽りまくっているのに対し、スロットはどうだろうか。
イベントや出玉が規制され、有利区間なる誰がどう考えてもマイナスにしかならない機能の設置を義務付け…6号機時代を迎えるにあたり窮地に立たされていることは誰の目にも明らかである。
パチンコ・スロットは遊戯であって賭博ではないし、適用される法律が異なることは重々承知しているが、打ち手やプレイヤーにとってそんなことは知ったこっちゃない。
競馬も競艇もパチンコもスロットも、ほとんどの人が全てギャンブルとして捉えているはずだ。
しかし、1度のAT・ARTが2400枚で強制的に終了するとなればリスクを負う気は失せるし、低設定で勝利することは極めて難しくなってしまう。
スロ打ちには“設定1上等”という気概の人も一定数いる。
4号機の頃は特に多かったし、5号機でもGOD系などの機種に多く存在したそれらの人は、6号機に拠り所を見いだせず、スロットから距離を置く人が激増するだろう。
それを考えると、不安で仕方がないのである。
AT・ART機で抜けないとジャグラーの設定にも少なからず影響するだろうから、AT・ART機を好まない自分にとっても他人事では済まされないのである。
6.3(ないし6.4)号機では大幅な緩和が予想されてはいるが、ケチなこと言っていないで、7号機に移行して大幅な規制緩和に踏み切ってもらいたいものである。
そうでもしないと、業界の浮上は難しいだろう。
さて今回は、撤去目前となった5号機での勝負である。
見つけたのは…
総回転数 1559G
BIG 6回(1/259.8)
REG 5回(1/311.8)
228G放置
BIG確率は設定4を若干下回っているが、REG確率は設定5と6の間。スーミラはREG確率が設定5の方が6よりも良いことから、あわよくば設定6のBIGヒキ弱…を期待して着席した。
他に打てそうな台がなかったことも、この台を選んだ理由の一つだが…。
開始21G目、レバーONと共にGOGO!ランプがペカった。
投資1000円、これ以上ない滑り出し…。
そう思って左リールを停止させたら、ド真中にチェリーがズドン!!
以前、何故かスーミラを打つと中チェを引けると書いたように記憶しているが、その根拠無きオカルトは未だ健在であった。
自信があって座った台ではないので、このまま帰っても良い展開だったが、仮に飲まれても傷は浅いので、とりあえず出玉がなくなるまで打つことにした。
しかし、残りの出玉はクレジットに残すのみとなり、「やっぱり即ヤメすべきだったかな」と後悔の念が頭をよぎった瞬間、BARが中段にテンパイした。
さらに63G。再び単チェリーからBIGが入賞。
これで出玉は約500枚にまで増えた。
ここでヤメれば収支は+9000円。
十分なあがりとも思えたが、この段階でBIG確率は1/204.3にまで上昇。打ち始めの時に考えていた“あわよくば設定6”が現実味を帯びてきた。
一方でREG確率は設定3と4の間にまで落ちていたが、その後71GのREG当選で再び設定5と6の間に復活。
次のボーナスは231Gと若干ハマったが、BIGが当選したおかげで、出玉は減らさずに実戦を続行できた。
この時点で時刻は22:00過ぎ…。
ヤメるタイミングを模索していたところ、6GでBIGが降臨。
このBIGで勝ちが確定したと言えるだろう。
その後は100G回し、そのタイミングでREG確率が設定3を下回ったので、閉店まで40分程度を残して実戦を終了した。
以下、実戦データである。
249(21) 777 先告知 中🍒 1K
196 777 🍒
63 777 🍒
71 REG
231 777 🍒
6 777
100 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 2247G
BIG 11回(1/204.2)
REG 6回(1/374.5)
個人回転数 688G
BIG 5回(1/137.6)
REG 1回(1/688.0)
投資 1000円
獲得 627枚
収支 +12500円
最終的なボーナス確率はBIGが設定6以上だが、REGが設定3以下だったため、実際の設定は3or4といったところではないだろうか。
今回のような根拠の薄い台を打ってのプラスは大きい…。
しかし、このような実戦はいずれ痛い目を観るだろう。
さらに安定的な収支を得るためにはできるだけ避けたいと自覚はしているので、プロでもラッキー勝ちがあるくらいに思って読んで頂ければ幸いである。
ともあれ、プラス収支で終えられたので…。
前から気になっていたラーメン屋へ直行した。
スロ屋から帰る乗り換え駅に隣接する店で、魚介とんこつ味の見た目二郎系。
麺は中太縮れの多加水麺でモチモチ感はあったものの、若干腰が弱いかなといった印象。
そしてスープは魚介が若干強めなのも気になったが、より気になったのが甘味…。
素材から出る甘味というより、三温糖でも入れているのではないかと思わせる不自然な甘みが、コクのあるスープの邪魔をしているように思えた。
一応、つけ麺も推しているようなので、次回はつけ麺を頼んでみて、このラーメン屋がアリかナシかを判断したいと思う。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。