来年1月末の5号機消滅を、あまり恐れていない道化光です。
何故恐れないかというと、ジャグラーをメイン機種として立ち回っているから。
ジャグラーを打てないケースでも、多くは100%超のノーマルタイプで凌ぐため、6号機でもほぼ変わらないのである(BIGの枚数減はイタイけど)。
ただし、全く影響がないかといえばそうではない。
6号機のAT・ARTが高稼働となることは想像し難い。となれば、売り上げや利益は下降し、その減収・減益分は他の機種で補わなければならない。
ではどの機種で補填するのか?
設置台数が多く、他の6号機に比べ稼働も良好なジャグラーがターゲットにされる可能性も十分考えられるのである。
多くの店でジャグラーは薄利運用だと言われている。
しかし、台粗利1500円だった店が2000円にするなど僅かではあるが、設定配分が厳しくなると言わざるを得ない。
さらに、これまでAT・ART機を中心に立ち回っていたプロやセミプロがジャグラーに流れてくる可能性も十分考えられる。
高設定の絶対数が減り、少ない高設定をレベルの高い打ち手が奪い合う…。そんな図式が成り立ち、勝つことが難しくなるのは必至だろう。
ただ、今後の状況を悲観したところで、自分にはジャグラーで勝ち続けるしか生きる術を持っていないため、恐れおののく訳にはいかないのである。
したがって、冒頭の“恐れていない”というワードは、意識して恐れないように振る舞っている…と言った方が正しいのかもしれない。
さて、前回ゴージャグで負けてしまったため、今回は少しでも勝利近づけるための夜実戦である。
見つけたのは、総回転数3954Gで、BIG21回(1188.2)、REG13回(1/304.1)、99Gで放置されていたファンキー2である。
BIG確率も申し分ないし、REG確率も設定4と5の間。十分打つに値する台である。
打ち始めから15G(データ表示上は114G)で「ガコッ!」を伴ってペカった。ボーナス確率的にはREGが欲しかったところだがBIGだった。
次の当たりは178G。仮に最初のボーナスがREGだったら、2000円ないし3000円の追加投資となっていた…。
つまり、一発目のボーナスがBIGで助かったといったところだろうか。ちなみに、このボーナスはREGだった。
ここから、2桁連チャンがBIG→REG→REGと続く。
この時点でREG確率は1/272.1。設定6に近いところまで上がり、閉店まで粘ることを視野に入れた。
そして、ここから5連続でBIGを獲得。しかも、その間の最大ハマリは162Gだったため、一気に出玉を増やすことに成功する。
若干の懸念材料としては、REG確率が再び設定4と5の間に落ちてしまったこと…そう思うやいなや、BIG後1G目にGOGO!ランプが神々しく光を放った。
“ジャンジャン、バリバリ…”♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
そんな音楽が頭をよぎったが、揃ったのはREGだった。
残念ながら軍艦マーチは聞けなかったが、これでまたREG確率が設定6に近づいたので閉店まで粘る根拠は益々強まった。
その後も一切ハマることがなく、ボーナスもBRバランスよく引くことができ、出玉は1000枚を突破。
REG確率もみるみるうちに上昇し、いつの間にかBR共に設定6の確率を超えていた。
全てが順調だったこの日の実戦。
しかし、最後の最後にこの日一番のハマリ(それでも300G弱と軽傷で済んだが)を喰らったところで、閉店直前の時間となり、実戦を終了した。
以下、実戦データである。
15 777 1K
178 REG 🍒
70 777
91 REG 先告知
47 REG
120 777
162 777
28 777
137 777 先告知
14 777 先告知
1 REG 🍒
165 777
10 REG
11 777
178 REG
20 REG 先告知
53 777
12 REG
24 REG
297 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 5587G
BIG 31回(1/180.2)
REG 22回(1/253.9)
個人回転数 1633G
BIG 10回(1/163.3)
REG 9回(1/181.4)
投資 1000円
回収 1243 枚
収支 +26000円
自分が打った区間だけを見ると、合算確率1/85.9。仮に設定6だったとしても出来過ぎの数値である。
前任者とのトータルで見てもBIGが1/180.2、REGが1/253.9、BRどちらも設定6以上の確率で着地した。
夜実戦で時間が惜しかったので、ブドウは非カウントだったが、このボーナス確率なら設定6だったと考えて良いだろう。
久々に完璧な高設定を打つことができて、収支も+26000円と夜実戦としては十分過ぎる金額を得ることができた。
ここは一つ、高級焼肉…とでも行きたいところだが、ラーメン屋を応援しなければならないという使命感の元、某ラーメン屋を訪れた。
前にも一度行ったことがあるとんこつ系のラーメン屋。
交通量の少ない道路に面しており、混んでいる印象はない。おそらく、この店もコロナで非常に苦しい営業を強いられていたに違いない。
懐に余裕があったこの日は、店で一番高い“全部乗せ”をチョイスした。
とんこつ系のスープは旨みがしっかり染み出し、それでいてしつこ過ぎず、最後まで飲み干せるほど美味だった。
そして中太のもちもち麺は、のどごしもよくて非常に美味しかった。
通うには若干遠いが、今回の実戦店で打つことがあればまた食べたい…そんなラーメンだった。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。