酒の席があまり好きではないし、知り合いと行く娯楽もあまり好きではない道化光です。
とあるニュースによれば、酒の席で仕事仲間と親交を深める『飲みニケーション』を必要と考えている人が激減しているらしい。
日本生命の調査によれば(サンプルは会社員の男女7774人)、飲み二ケーションは不要と答えた人が62%に達したという(内訳は不要が37%、どちらかといえば不要が25%)。
不要と考える理由は「気を遣う」が37%、「仕事の延長と感じる」が30%、「お酒が好きではない」が22%だとなったそうだ。
この結果、凄くよくわかる。
冒頭で酒や娯楽の席が好きではないと書いたが、元々はそんな席によく顔を出していた。
しかし、そんな席で気を使ったり、嫌な思いをしたり、何度も経験することで酒も娯楽も嫌いになってしまったのだ。
そして、歳を重ねてこう思う…。
酒の力を借りないと築けないような関係は、大した関係ではないし簡単に砕けてしまう関係なのではないか、と。
ちなみに酒の席は好きではないが、酒そのものは今でも大好きで、ほぼ毎日家飲みしてから就寝している。
さて今回は夜実戦だが、機種を決めて打つことにした。
ターゲットはまもなく撤去されるゴーゴージャグラーである。
一足先にゴージャグ2の撤去が進んでしまい、最後に打てなかったことを後悔しているので、ゴージャグはしっかりお別れをしたいという思いから、この機種選択となった。
いくらゴージャグを打ちたいからといって、闇雲に打つわけにもいかない。少しでも条件の良い台を見つけるべく、激戦区で3店舗を渡り歩いて3台の候補をピックアップした。
1台目は総回転数2083G、BIG11回(1/189.3)、REG7回(1/297.5)の台。
BIGは言うことないが、REGの確率が微妙。総回転数が若干少ないのは気になるが、十分打てるレベルである。
2台目は総回転数1307G、BIG3回(1/435.6)、REG6回(1/217.8)の台。
総回転数が少ないのに加え、BIG確率が悪すぎる。REG確率を拠り所にして打つのはリスクが高いだろう。
3台目は総回転数1244G、BIG10回(1/120.4)、REG7回(1/177.7)の台。
3台中最も総回転数が少ないものの、ボーナス確率はBR共に設定6を振り切っている。
1台目の総回転数が3000Gを超えていて、あのボーナス確率であったなら1台目をチョイスしていただろう。しかし、3台目と800Gしか変わらないならと3台目を打つことにした。
初ペカは開始から87Gで、入賞したのはREG。BRどちらも設定6以上の確率だったので、できればBIGが欲しかったが、投資が膨らまなかったことに感謝をして実戦を継続する。
この出玉はほんの数分で飲まれてしまったが、大きくハマることはなく143Gで待望のBIGを獲得する。
この段階で総回転数は1474G、BIG11回(1/134.0)、REG8回(1/184.2)、ボーナス確率的には非の打ち所がない。
ゴージャグとの最終戦は気持ちよく勝利で終えられる…そう思いながら、ブン回す体制に入った。
このボーナス確率ならBIGが当たれば追加投資を強いられることはないだろう…そう考えていた。しかし、143Gで当選したBIGの出玉はあっさりと飲まれてしまう。
ボーナス確率はBR共に変わらず、設定6以上なので実戦続行。
中途勝負や夜実戦では、基本的に投資の上限を10000円と考えている。
そのため、これでペカらなければ離席を考えなければならないかな…そんな思いが頭をよぎった瞬間、左リール下段に停止したチェリーが仕事をしてくれた。
単チェリー降臨である。
だが、このボーナスもREGだった。
この時点で時刻は21:30。REGの出玉を全て飲まれたとしても、ボーナス確率はBRどちらも設定6以上であるが、これ以上投資が増えると時間的に取り返すのは難しくなるだろう。
結果、飲まれたら実戦を終了するということを決めた。
そして、ついに出玉が残りクレジットのみとなったところで、起死回生のもわもわ点滅が発生。
総投資は10000円に収まっているため、BIGが即連すれば、あるいは3連すればたちまちプラスとなるが、そう上手くは行かず。
BIGの出玉もあっという間に飲まれて時刻も22:00を回っていたので、実戦を終了した。
以下実戦データである。
87 REG 3K
143 777 3K
311 REG 🍒 4K
62 777 もわもわ点滅
261 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 2108G
BIG 12回(1/175.6)
REG 9回(1/234.2)
投資 10000円
回収 0枚
収支 -10000円
ボーナス確率はBR共に設定6以上のままフィニッシュ。
総回転数が2108Gと少ないため言い切ることはできないが、設定1とか2ではなさそうだ。自身の実戦におけるボーナス確率はBR共に1/432.0。収支は-10000円と散々な結果だった。
思い返せば、ゴージャグは自分に厳しかった。最近でこそ打つ機会も多くなったが、デビュー当初はなかなか勝てず、いつの間にかゴージャグを避けるようになってしまった。
流れが変わったのはゴージャグ2が登場してから。
あれほど勝てなかったゴージャグに、「2」というナンバリングが追加されただけで、これまでの戦績が嘘であったかのように勝てるようになった。
ゴージャグともこの実戦でお別れ…。
最後に相性の悪さが復活してしまったが、6号機でゴージャグが導入されたらこの借りを返すと心に誓い、この日はラーメンも食べず帰路に着いた。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。