地元と呼べる地域のパチンコ屋が立て続けに閉店し、業界に身を置くものとして危機感を覚えている道化光です。
パチンコ屋の店舗数は1995年の18244店をピークに減少傾向で、今年の春には8000店舗を割り込むところまで減少。
度重なる規制強化と新型コロナ感染症による影響が大きいだろう。新型コロナは仕方ないにしても、規制に関してはいささか納得できないことがある。
ただし、パチンコをしないので、今回はスロットの規制だけに触れさせてもらうことにする。
出玉に関する規制は、厳しくなる→緩くなる→厳しくなるというサイクルを繰り返すと言われることが多いが、自分は必ずしもそうではなく規制が繰り返されていると考えている。
いわゆる○号機という法改正を考えてみて欲しい。
4号機から5号機への移行では高純増ATやストックが禁止され、ノーマルタイプの獲得枚数上限も実質300枚強に抑えられた(400枚超も可能ではあったが、定着しなかった)。
そして5号機から6号機。読者諸兄も承知している通り、さらなる規制が課せられることとなった。
つまり、法律的には規制強化が繰り返されているのである(3号機から4号機移行のみ緩和という概念が成り立つかも知れないが)。
では何故緩くなったと言われるのか。それを知るには、まず法律とその解釈に段階があるということを理解する必要がある。
風俗営業にカテゴライズされるパチンコ屋は、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)に照らして運用されるのだが、風営法の解釈には段階がある。
まずは、風営法に照らして警察庁が規則解釈を行い、それを受けて業界の内規(自主規制)が決まる。
この内規に応じて型式試験が行われ、型式試験に合格した機械を都道府県の公安委員会が検定試験を行い、これに通過した機械が晴れてパチンコ屋に設置できるわけだ。
緩くなったと言われるポイントは警察庁の規則解釈、あるいは内規の部分と言える。つまり、トップや一部上層部のさじ加減と言えなくもないのである。
そうであるなら、この現状は恣意的に導かれたものと考えざるを得ない。
何を持ってパチンコ屋を潰したいのか…。
IR(カジノ)との関わりとかの難しいことは分からないが、もういい加減にしてもらいたい。
パチンコ屋にだって正社員もいれば、清掃員やコーヒーレディなど関連する労働者だっている。
閉店すれば路頭に迷う人が少なからず存在することを、各機関のお偉方にはよく考えてもらいたいものだ。
自分的にもスロ屋が閉店するのは困るんだよ。選択肢が減るとそれだけ勝つチャンスも減る事になるから…。
怒りが大きいあまり前置きが長くなったが、実戦の話に移ろう。
今回は棚ぼた的な実戦を話そうと思う。
21:30頃に出玉状況を確認しようと立ち寄った某スロ屋。一通り見終えようとした時、設定6の数値を振り切っている台を発見した。
総回転数 8122G
BIG 45回(1/180.4)
REG 36回(1/225.6)
この数値なら、残り時間が少なくとも打たないわけにはいかないだろう。
実戦開始早々に63Gでペカったが、残念ながらREG。
全て飲まれてから追加投資1000円ですぐにペカったが、これもまたREG。残り時間が少ない時にREGが連発するのは正直しんどいが、ここでヤメるわけにはいかずに再度追加投資となった。
2度目の追加投資も1000円で済み、3ペカ目で待望のBIGを獲得できた。この時点で22:30に差し掛かろうかという時間。
BIGの出玉を使い切るか、もう一度BIGを引いて100G回したら閉店か…そんなことを考えながらクレジットを消化していたら、16GでBIGが連チャンしてくれた。
実戦時間が少ないときは、取り返す時間を考えて投資を5000円以内に抑えるという自分なりのルールを持っている。
したがって、BIGが2連すればボーナス後に100G回しても勝利が確約される。そう、この時点でこの日の勝ちが確定したのだ。
狙い通りBIGが2連…これで100G回したら、ほぼ22:45が実戦終了時間になる。そう思いながら回していると、34Gで再びBIG。
このBIG消化後に1G連だけ確認し、カウンターへと向かった。
以下に実戦データを掲載する。
63 REG 2K
78 REG 🍒 1K
81 777 1K
16 777
34 777
2 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 8396G
BIG 48回(1/174.9)
REG 38回(1/220.9)
投資 4000円
獲得 861枚
収支 +14500円
正味1時間チョイで+14500円。
これだから夜ジャグはヤメられない。
ちなみに、この店はスランプを確認できないが、合算確率1/97.6でBIGが10回も多いことを考えると、6000~7000枚ぐらいでていたのではないだろうか!?
さて、十分な収支を得られたということで、今回はラーメン応援企画を。
出玉チェックをするぐらい頻繁に訪れるパチ屋なので、付近のラーメン屋は食べ尽くしているが、食べ尽くした中でも最も好きな一杯を久しぶりに食してきた。
とんこつながら臭みがなく非常にまろやか。体に良くないと分かりつつも、ついつい最後の一滴まで飲み干してしまう程美味しいスープである。
麺は太麺と細麺から選べるのだが、替え玉(細麺のみ)を頼めるので、最初に太麺を頼んだ後に替え玉を頼むという荒業を使うのがデフォである。
緊急事態宣言中は店舗維持に大変だったようだが、時短営業が解除されてからは行列ができるようになっていた。
この店は応援せずとも大丈夫だろうといった感じなので、次回以降の勝利時には客足の少なそうな店を選んで食べに行きたい。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。