立ち回りの中心はノーマルタイプであるが、AT・ART機を打たないわけではなく、まだ残っている5号機や6号機の最新機種を打つこともある道化光です。
その上で最近感じることは、全体的に設定状況が芳しくないということ。非常に残念なことではあるが、ある程度仕方がないと思うところも…コロナである。
昨年の春、緊急事態宣言下でパチンコ屋には休業要請が出された。法的に従う義務はなかったはずなのだが、世間というか雰囲気的に休業せざるを得なくなった。
そして、宣言解除後は休業していた分の売り上げ・利益を少しでも補填しなければならなかったのだが、客の戻りは悪く、思うように利益を確保できず。そうなると必然的に設定状況は悪くなる。
それでなくても6号機への移行で厳しい時に設定状況が悪くなると、いよいよ6号機のAT・ART機は打てなくなる。なぜなら6号機は低設定の誤爆が皆無に等しいから。
幸いにして、ジャグラーへの影響はまだ小さいようで、コロナ前と変わらずに立ち回れているが、このままAT・ART機の状況が悪いままだとジャグラーの設定状況にも影響が出かねない。
まあ、そんな愚痴をこぼしたところで打ち手である我々にできることと言えば、厳しい中にあっても設定的に頑張っている店を探し、そこに通うしかないのだが…。
では、話を実戦に移そう。
今回は、朝イチ台がスカった後の朝2実戦である。
ジャグラーが若干アツい弱イベントでマイジャグ4を打ったが、ボーナスが引けずにブドウも悪かったので早々に見切りを付けて帰ろうとしていた時である。
そこそこ良さそうなスーパーミラクルジャグラーを発見。
総回転数 1844G
BIG 8回(1/230.5)
REG 4回(1/461.0)
487G放置の台
REG確率は若干足りていないが、BIG確率は設定6の数値である。背中を押してくれたのは、スーミラに高設定らしき台がまだ見られなかったことだ。
恐らく設定5ないし6はシマに1台はあるはずなので、まだ当たり台が見えていないスーミラなら可能性は十分にあると考え、打ってみることにした。
約500Gハマリで捨てられているので、1000G以上持っていかれるかもとビビリながら打ち始めたが、開始5分でチェリーからのペカリによりBIGを獲得。
余談だが、連チェリーでペカると得した気分になるのは自分だけだろうか…。
その後は13GでBIG、69GでREGを獲得。この時点で「当たりだ、十中八九自分の台が高設定だな」と考えていた。
そして288G、246GでBIGを獲得し、何とか出玉をキープしつつ実戦を継続することができていた。ただし、REGが引けないことに不安を覚えていたことは言うまでもない。
それから244G、91GでBIGを獲得。その後、REG間1000G以上ハマったところで、高設定ではないと判断し100G回して実戦を終了しようと決意した。
ともすれば消化試合となるこの100G間は、得てして劇的なことが起こりがちで、この日も26G目に先ペカった。
入り目の写真を撮っておこうと左から停止させたら、中段チェリーが出現。最後の最後で1/3633.7の奇跡が起こった瞬間だった。
最終結果は以下の通り。
実戦データ
54 777 チェ 2K
13 777
69 REG
288 777 先
246 777
130 777
91 777
244 777
26 777 中チェ
103ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 3108G
BIG 16回(1/194.2)
REG 5回(1/621.6)
投資 2000円
獲得 767枚
収支 +14500円
最終的にBIG確率は設定6以上をキープしたままだったが、REG確率は設定1以下となってしまった。
この台の設定は正直わからないが、高設定ではない…と思う。と言うのも、自分がヤメるタイミングでは、シマに1台BR共に設定6以上の数値を示している台が現れたからである。
前々回にも書いた通り、目的は勝つことであって高設定に座ることではない。では、高設定に座る行為は何のためなのか。
「それは勝つための手段の一つでしかない」という自分の理論からすると、今回の実戦は大成功である。
誤解のないよう書き添えておくが、毎回設定を無視して打っているわけではなく、もちろん高設定を目指して立ち回っている。
高設定に座ることが勝利への近道であることは厳然たる事実。
なぜ、わざわざこんなことを言うのかと聞かれれば、高設定に座ることがゴールとする打ち手が多いことに違和感を感じているから。
“勝てば官軍負ければ賊軍”要はスロ打ちにとって結果・収支が全てであるということだ。
さて、今回は2時間弱の実戦で十分な収支を得られたので豪勢にいきたかったところだが、実戦を終えたのは14時手前。
いつものようにラーメン屋の応援企画を実施した。
選んだのは御夫婦で営まれている小さなラーメン屋。
見た目とは異なるあっさり系の博多とんこつで、麺は定番の極細ストレート。とんこつ特有の臭みがなく非常に美味かった。
博多とんこつには極細ストレートというイメージが定着しているが、あのスープの感じを中太や極太麺で食べてみたい…そう思うのは自分だけなのだろうか???
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。