猜疑心が強く、心から信頼できる人は数人しかいない道化光です。
5.9号機の頃からだろうか、スロットの抽選に“ガチ”という文言が使われるようになったのは。
そして、時代は6号機へと進み“ガチ抽選”という言葉が多くの機種で使われるようになったのだが、この“ガチ抽選”とは一体何なのだろうか。
冒頭にも書いたが、自分は猜疑心が強く天邪鬼である。
普通にボーナス抽選、AT抽選などで書けば良いものを“ガチ”という文言でわざわざ念押しされると「何かやましい事があるからこそ、あえてガチ感を強調しているのでは」と疑ってしまう。
長いことスロットと対峙してきたが、4号機から5号機初期でガチ抽選などという文言が公式に使われたことは記憶にない。
事前にATの当否が決まっていて、さもこのタイミングで当選したように見せるパターンがあったのは事実だが、これみよがしにメーカーが“ガチ抽選”とアピールすることはなかったように思う。
だとするなら、殊更にガチを推す行為にどんな背景があるのだろうか。
あくまで想像の範囲を脱しないのだが、設定差を明確に出すための措置が取られているが、その抽選方法をバカ正直に明かしてしまうと興醒めさせてしまう。
もしくは設定が丸分かりになってしまう等々の障害が考えられるため“ガチ抽選”という文言を全面に押し出すことで、それらの懸念をボカす狙いがあるのかと考えられるわけである。
もちろん事前に決まっていようが、抽選自体が行われている以上、ガチであることに間違いないのだが…。
もし事前に決定しているのであれば、獲得アイテム等によって当選率に差が出るように見せるのはタチが悪いと言わざるを得ない。
こんなシステムが今後も横行すると打ち手からの信用は失墜し、スロット離れが益々進むように思うのは自分だけではないはずだ。
そんなこともあり、市場に6号機が増えた今も6号機を打つことがほとんどない。
しかし、市場に残っている5号機が打てる状況にあるかと問われると、イエスとは言いにくい状況…。諸々を鑑みると、選ぶのは結局ジャグラーを始めとするノーマルタイプになってしまう。
先述した“ガチ抽選”問題もノーマルタイプなら5・6号機を問わず気にならない。
ただし、ノーマルタイプであっても6号機には払い出し上限300枚(獲得枚数280枚)という問題は残っており、こればかりは何とか緩和してもらいたいものだ。
さて、今回は実戦をお休みして最新の衝撃画像をお届けする。
1枚目はファンキージャグラー。
朝イチに273GでREGを引いたあと、1303Gハマって放置されているところを激写した。
BIG間で言うと1576Gハマリ。しかも、まだBIGを引いていないわけで、この後どこまでハマるのか…。残念ながらこの後、この台に座った打ち手はいなかった。
打ち手側としてはこれほどのハマリを喰らいたくないが、運用する店側もこれだけハマられると迷惑極まりない。
特に朝イチなど早い段階でハマられると、稼働がソコで止まってしまうから。まあ、ノーBIGで1500Gも回してくれれば、40000円以上の利益が出ているだろうから、文句はないだろうが(汗)。
次はスーパーミラクルジャグラーの写真である。
1枚目のファンキーはソコソコ見るハマリで、語るべきことも多くなかったが、2枚目は覚悟して見てもらいたい。全てのジャグラー打ちを惑わせるような写真である。
スーパーミラクルジャグラーのボーナス間2088G。これほどの大ハマリはBIG間でも見たことがない。
そのハマリに驚いたのも束の間、総回転数とボーナス回数を見て更に驚かされた。総回転数が4112Gであるため、最後にボーナスが当選した時の総回転数は2024Gである。
2024GでBIGが13回(1/155.6)、REGが8回(1/253.0)で完全に設定6を振り切っている。
REG確率を基準にした場合、この後に600Gハマっても確率は設定6以上。BIGを基準に考えれば、この後に900Gハマっても設定6以上である。
仮に1000Gハマリで捨ててあったとしたら…恐らく自分は座ると思う。BIGが設定6の近似値、REGが設定4の近似値。加えて、このハマリを喰らうまでは設定6の動きをしていたわけだから…。
この台がどうなったか?
申し訳ないが、この写真を撮ったのが21:00過ぎで、その後1時間ぐらいこの店にいたが、この台に座った打ち手はいなかった。
夜実戦を推奨している自分からすると、この現象は由々しき問題である。数値を信じてボーナス確率を頼りに台を選びブン回す…そんな立ち回りが根底から崩れてしまいそうな今回の写真。
ただ、幸いにして設定6以上の確率の台は早い時間に空くことはほとんどなく、座れるとしても22:00近くになってから。であるため、大きな怪我を負うことはないのである。
21:00頃に座れるのはBIG・REGのどちらかが設定4か5程度の台であり、これらの台を打つときはそれなりに注意しながら、いつでも逃げられる体制でレバーを叩いている。
やはり自分にとって夜実戦は低リスクなのである(メリットも低いが…)。よって、今後も夜実戦が中心になりそうだ。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。