外でもよおしたときは、決まってスロ屋を探す道化光です。
何故スロ屋を探すのか。
理由は単純で、トイレが綺麗であることと高確率で温水洗浄便座が設置されていること。恥ずかしながら、痔の気があるので可能な限り温水洗浄便座で用を足したいのである。
トイレで興味深い話をTV番組で仕入れたので、それを少し…。
「トイレで個室が3箇所あった場合、あなたはどこに入りますか」という質問。
この質問に対して、様々な心理学的回答があるようだが、興味深いのはそこではなくとある研究結果である。
企業経営者やトップアスリートの多くが真ん中を選ぶというのだ。
理由としては自分が中央にいたいという深層心理だったり、表彰台の真ん中、要は金メダルをイメージできる場所に入るのだとか。
そこで自分はどうかと考えてみたが、入るときは個室を全て覗き、最も綺麗な場所をチョイス…つまり、基本的に場所で選ばない。
全て綺麗だった場合は、入口から一番遠い場所をチョイスすると思う。つまり、自分は経営者気質でなければ、アスリートにも適していないということになる。
まあ、毎日のようにスロットを打っている人間なんて、こんなもんなのだろう。
さて、今回は朝イチからの実戦である。
首都圏某店舗の月3レベルのイベント(○の付く日)で、全体的に高設定が突入されやすい。
並びは100人程度で、内20人程度がジャグラーのシマへ突撃。さらにその殆どがマイジャグⅢ&Ⅳに流れたため、自分はゴージャグ2をチョイス。
理由は設定6の台数が多いと予想されるから。
これまでを観察していると、マイジャグⅢ・Ⅳは設定6が各1台だと思われるが、ゴージャグ2は複数台、もしくは設定6が1台と設定5が複数台投入というパターンが多いのである。
初ペカは147GでBIG。
まずはハマることなく当たってくれたので、ホッと胸をなでおろした。次の当たりは、下皿のコインがなくなる直前の197Gで再びBIG。しかしこの後251Gで出玉が飲まれてしまった。
ここまでのゲーム数は590G、通常営業でもここでヤメることはしないだろうし、ましてやこの日は月3レベルのイベント日。当然、続行した。
追加投資した後、わずか2Gで告知発生。
あと2G…ブドウが1回揃っていれば持ちコインで凌げたのに。しかし、追加投資が1000円で済んだので良しとしておこう。
追加投資後のボーナスはBIGで助かったが、設定的にはそろそろREGが欲しいところである。そう考えながら消化すること146G、待望のREGが降臨した。
一応、設定差の大きいチェリー+REGである。
ただ、この時点で総回転数は700G超。高設定と判断して粘るためには、この後すぐにREGを2連させなければならないが…。
しかし、この後にREGが出ることはなく、BIGを1回引いただけで出玉が飲まれてしまった。
ここまでの総回転数が1075G。BIG確率はそこまで悪くないが、如何せんREGが1回で確率は1/1075と最悪。
周りで展開の良い台が3台ほどあったことも加味し、ここで実戦は終了した。
実戦データ
142 777 5K
197 777
253 777 1K
146 REG チェリー
121 777 チェリー
216 ヤメ
トータルデータ&実戦結果
総回転数 1075G
BIG 4回(1/268.7)
REG 1回(1/1075.0)
投資 6000円
回収 0枚
収支 -6000円
収支は-6000円。感覚的には2~3万円やられたような内容だったが、幸いにして傷は浅くて済んだ。
BIGもREGも当たらなければもっと負けていただろうし、REGしか引けなければ粘らされ、負債はさらに増えたと考えられる。つまり、展開としては悪くなかったのだと思う。
同日の21:30、今後のイベント対策として設定状況を確認するために再来店のだが、そこで衝撃の光景を目の当たりにした。
自分が打っていた台が総回転数4500Gに対してBIGが17回、REGが18回と表示されていた。BIGは設定4程度ながら、REGは設定5を上回っている。
自分が1000Gで1回しか引けていないことを考えると、後任者は設定6以上の確率でREGを引いている事になる。
打っている人がいたので出玉の詳細まではわからないが、遠巻きに確認したところ、スランプグラフは+1000枚を若干下回る辺りを示していた。
自分は-300枚だったので、あのまま粘っていれば1000枚超のコインを手にできたかもしれない(もちろん、自分が打っていて同じ結果になっていたかは分からないが)。
ジャグラーを生業としている自分にとって、マイナス収支は全てが屈辱。
この日の自分の動きを振り返ってみた。
自分が見切ったあのタイミング、最適だったハズである。打っていた時にそう思っただけではなく、データを転記して見直してもおかしなタイミングではなかった、そう思えてならない。
にも関わらず、結果は設定6ではないかもしれないが、高設定の可能性が極めて高い。
完敗、この日は完敗である。
今後はもう少し粘ってみようと…イヤ、自分のスタイルを曲げるのはヤメよう。いつもと違う判断基準で粘った時に限って正真正銘の設定1、そんな気がしてならないから…。
そして就寝前、またしてもこんな結論に達する!!
『ジャグラーは難しい』
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。