日本という土地で、日本人として生まれたことに感謝している道化光です。
春頃だろうか…。世界幸福度ランキング(米ギャラップ社のデータを元に研究チームがまとめたレポート)の話を書いた。2020年の日本の順位は62位、3年連続で下落していて気分を害したように記憶している。
一方で、先日こんなモノを目にした。世界最高の国ランキング(USニューズ&レポート誌発表)である。
評価に用いた項目は65項目と幅広く、比較的公平・公正に選んでいるのではないかと思われるが、2020年の日本の順位は3位である(ちなみに去年は2位)。
ランキングが下がったことに関しては、やや納得できないものの、3位という結果は日本人として誇らしい限りである。
ただ、2種類のランキングを見てこうも思うのである。どちらの評価項目も多岐に渡っており、重なる部分も少なくない。にも関わらず、結果は乖離(かいり)しているのである。
つまり、この手のランキングは“マユツバモノ”であって、発表するサイドの好みや意図などが大いに見え隠れするものである。
そして、日本が貶められるランキングを見て落ち込み、日本を賞賛するランキングを見てテンションが上がる自分は、つくづくおめでたい人間であると思う。
さて、今回は銭ゲバ♯61を受けての朝イチ実戦である。
前回のコラムで起こった通常営業日の夜実戦で設定6濃厚の台だった話は銭ゲバ♯61を確認していただきたい。
今回のテーマは通常営業下で常時高設定が使われているのかである。したがって、自分の台のデータも重要だが、周りの状況も重要となる。
通常営業なので、朝の並びは15人程度。ほとんどの打ち手は数少ない5号機のAT・ART機へと向かった。
ジャグラーへ向かったのは自分を含め3人。2人はマイジャグⅣへ、自分はジャグラーの中でメイン的存在なのではないかと思われるマイジャグⅢへと向かった。
初ペカは165Gで初期投資は6000円。
等価交換なのでワンBIGで取り返せる金額であるため、まずまずのスタートと言って良いだろう。
しかし、この出玉は飲まれてしまったが、追加投資1000円で再度BIGを獲得。続けて146G、266Gと連チャンもハマリもせずにBIGを獲得した。
ここまでの投資は7000円。
致命的な額ではないが、出玉が全く増えていかないし、なによりREGを引けない。そのため、この台は低設定濃厚ではないか…と思い始めていたところで、この日初めてのREGが降臨。
しかも若干設定差が大きい単独REGである。
これは好材料とはなったものの、依然として数値は低設定寄りではあるので、早めに撤退した方が良いのではないかという考えと、高設定の可能性がある限り追うべきだという考えで揺れ動いていた。
REGを引いたので続行したものの出玉は増えず、全て飲まれそうになったところで再びBIGを獲得。
しかし、この時点で総回転数は1100G超のREGは1回。
ヤメて良いレベルだし、直ちにヤメればチャラor500円程度のマイナスで済むのだが、今回の主な目的は自分の台を含め設定状況を把握することであったため、もう少し様子を見ようと考えた。
その後は、出玉がなくなりそうになってチェリー+REG、チェリー+BIGとなったが、結局箱に手を付けることはなく、出玉を全て飲まれた。
ここまで1600G超回してREG2回、それでもBIGが設定6以上なら…イヤ、REGがこのテイタラクならBIGが設定6以上だったとしてもヤメるべきだと判断して離席した。
実戦データは以下の通りである。
今回の実戦データ
165 777 6K
252 777 1K
146 777 先告知
266 777
27 REG
249 777
210 REG チェリー
91 777 チェリー
227 ヤメ
実戦結果
総回転数 1633G
BIG 6回(1/272.1)
REG 2回(1/816.5)
ブドウ 261個(1/6.25)
自分が打った部分のBIG確率は設定3の近似値だし、ブドウ確率は設定3そのものだったが、REG確率を見る限り設定1だったのではないかと思う。
自分はツモりそこねたが、周りの台は…離席した段階で高設定らしき台はなかった。
そのため、一旦家に帰って…というのは嘘で、100%超の機種で時間を潰しつつ、夜に周りの台をチェックしようと思う。
21:00…。
自分の台は2500G程度まで回っていたが、BIGが2回、REGが3回上積みされただけ、つまり設定1の数値に落ち込んでいた。
そして、周りの台は残念ながら、稼働が悪いことを差し引いてもこの日は高設定らしき台が1台もなかった。やはり、前回の夜実戦はたまたま予算が余っていたからなのか、そしてこの日は売り上げ的に厳しくなったからなのか?
答えは知る由もないが、とりあえずもう1~2回は朝イチ実戦を行って、設定状況の把握に努めたいと思う。
さて、この日の晩飯。
例によって、負けたのだからヌキ…と言いたいところだが、ラーメン屋を応援すべく、何度か行ったことがあるラーメン屋を訪れた。
いつもは、シンプルなとんこつを食するのだが、この日は負けたので身を引き締める意味を込めて辛とんこつを注文した。写真ではそれほど伝わらないと思うが、かなり辛くて食べ終わる頃には汗だくになっていた。
ただ、辛さで美味さがボケるので、次回はきっちり勝ってメインメニューのとんこつをいただこうと思う。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。