中年と呼ばれる年齢になって、健康面で何かと気を付けるようになった道化光です。
当コラムの読者に若い女性はいないだろうから、少々品のないシモの話をしたいと思う。
スロット打ちという超絶身体に悪そうな所業を生業としてきたワリには、健康面でほとんど問題ない自分だが、唯一と言ってよい悩みがある。それは“痔”である。
ほぼ毎日、そして起きている時間の8割以上を椅子に座っている自分は(スロットを打っているか、たまに原稿を書いている)、若い頃からお尻に難を抱えていた。
温水洗浄付きのトイレ以外で用を足すなどで清潔さを欠いたり、疲れがたまったりすると、切痔やいぼ痔が発症してしまう。
しかし、清潔に保ってしっかり睡眠を取れば回復するため、医療機関で治療するほど深刻ではなかった。ただ、油断すると発症するので、長年悩まされてきた。
そんな中、数年前にTVである話を耳にした。某バラエティ番組で俳優の高橋英樹氏が「風呂上がりにお尻をドライヤーで乾かす」というエピソードトークをされていたのだ。
高橋氏も痔の気があるらしく、彼曰く患部を乾燥させて清潔に保つことが最も有効な治療・予防法であると持論を唱えておられた。
番組スタジオ内は半分笑い話として捉えられていたが、自分的には割と衝撃的な内容であり、試せることはなんでも試してみようと、その日から風呂上りはドライヤーで幹部を乾燥させてからパンツを履く…という行為を積み重ねてきた。
以来、痔の症状に悩まされることはなくなり、長時間の着席位状態にも耐えられる強靭な肉体…イヤ強靭なお尻を獲得することができた。高橋氏に感謝である。
お尻に難のある打ち手、特に長時間勝負する方は騙されたと思って試していただきたい。
さて、今回はパチンコ店に関する話をしたいと思う。
何度か書かせてもらっているが、長らく高設定をツモれていないのである。
収支はプラスであるものの、多くの実戦は夕方以降であるし、朝からで勝っているのは、偶然BIGを立て続けに引いた時のみで、高設定をツモって打ち切るのはかなり遠ざかっている。
さらに深刻なのは、自身の高設定ツモ率だけでなく、全体的に設定6然とした挙動の目撃回数が激減してしまっている点にある。
原因はいくつかあるだろうが、最も大きかったのはパチ屋のコロナ禍による長期休業であろう。
しかし、それ以外にも理由はあるわけで、個人的に思うところは“神奈川…特に自分が頻繁に行く地域の状況が悪化しているのではないか”ということである。
自分が通う地域は46枚貸し出しの46枚交換である。
理由は単純で、ジャグラーをツモり損ねた時の逃げ道として打つ、100%超機種のためである。その甲斐あって100%超機種の戦績は、すこぶる良好である。
しかし、問題はジャグラー。設定6が常設されていても、当然ながら毎日ツモれるはずもない。それでありながら、設定6が皆無であったら!?
大げさではなく、こんなことが充分考えられるのが最近のホール事情ではないだろうか。
そこで、地域を変える決断をした。今後は交換ギャップのある地域で実戦を行おうと思う。
これまで、避けてきたのは等価と非等価では、交換した場合の嬉しさが削がれると言おうか…非等価はなんとなく損をした気分になってしまうからだ。
損をした気分のまま地域を変更するのもなんだか気持ち悪いので、46枚交換と52枚交換の差を改めて計算してみた。
マイジャグラーシリーズの設定4・5・6の一般的に言われている出玉率は、102.8・105.3・109.4%であり、8000G消化した時の期待獲得枚数は672枚、1272枚、2256枚となる。
■設定4
46枚交換が14500円、52枚交換が12500円
■設定5
46枚交換が27500円、52枚交換が24000円
■設定6
46枚交換が49000円、52枚交換が43000円
※投資は考慮せず、500円以下は切り捨てとする
設定4で2000円、設定5で3500円、設定6で6000円の差。大きいといえば大きいのだが、実戦している地域の設定状況を鑑みれば、このレベルのリスクは受け入れざるを得ないだろう。
実際、都内の優良店などを見て回ると、設定6らしき挙動の台を複数確認できるし、範囲を設定6ではなく高設定まで広げればツモるのが簡単だろうとさえ思わされるほどの台数を確認できる。
やはり、実戦地域の変更は必至となりそうだ。
そうそう、過去に書いた“アイムジャグラーを大事にしていそうな店”…これも都内の店だし、延ばし延ばしになっている実戦も行わなければならないわけで、主戦場を46枚貸し出し/52枚交換などの店に変える良いタイミングなのかもしれない。
問題はツモり損なった場合。面倒だが、神奈川に戻って46枚/46枚で100%越えを打とうと思う。
ただ、朝からツモり損なったケースで、その挙動を夜に再来店して確認する行為はさすがにできなくなりそうである。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。