主戦場は神奈川だが、東京で打つことも多いし、時には埼玉や千葉にまで遠征に行くこともある道化光です。
先日、首都圏における終電の繰り上げを計画しているという報道を耳にした。JRは来年3月のダイヤ改正で実施され、私鉄各社はJRの動きを見つつ検討するという流れになっているらしい。
神奈川で打つときはとくに問題ないが、東京でも自分的にアクセスが悪い場所での実戦は、閉店まで粘れなくなることもあるし、埼玉や千葉ではかなり早めに切り上げなければならなくなる。
時間と労力をかけて遠くまで行くのは理由があるわけで、強いイベント限定で出かけているが、条件が厳しくなるのであれば、行くのが億劫になりそうな気がしてならない。
仮に埼玉や千葉へ行けなくなっても、東京・神奈川で事足りるので、それほど深刻に受け止めているわけではないが…。
さて、今回も朝イチ実戦である。ターゲットは当コラムで何度か使っている神奈川の某店。
通常営業は褒められたモノではないが、不定期に行われるイベントでジャグラーが対象になった場合はかなり使える店である。
不定期と書いたが、イベントは当日の朝にLINEで通知され、店内に対象機種のPOPが掲示される。当日以前の告知がないため、上級者が集まりにくいのも店が使える一つの要因となっている。
ジャグラーが対象機種であった場合、全台系や並べて高設定を入れるわけではなく、各機種に設定5&6を投入する。
さて、何よりも大事な狙い台を絞る行為だが、まずは設置場所から。過去の同イベントでカド台に入ったことは記憶にないほど稀であるため、左右のカド台は除外する。
また、ど真ん中にも入りにくい。シマは12台で形成されているので、左から、右からそれぞれ6番目の台も除外。したがって、入店前の段階で8台にまで絞れていた。
次に出玉面での傾向だが、基本的に数日間凹んでいる台に入ることが多い。ただし、激凹みしている台よりも、毎日100~500枚程度客側のマイナスになっている台に入る傾向がある。
設定的には2の据え置きが続いた台、あるいは設定3のやや引き弱が続いた台あたりが狙い目となる。
入店前に決定していた8台のデータ表示機をくまなくチェックした結果、数日間マイナス差枚で終了している台は2台存在した。
幸いにして2台とも空いていたが、1台は両サイドに打ち手がいたので、両隣が空いていた1台をチョイスして実戦をスタートした。
打ったのはスーパーミラクルジャグラーで、初ペカは164Gで投資は6000円。まずまずと言ったところだろう。
しかし、この出玉は飲まれてしまう。自分的にはノーマルタイプでの追加投資は二の足を踏んでしまうのだが、いくらなんでもイベント日に400Gで見切るのは早すぎるだろうから、続行を決めた。
幸い、追加投資は1000円に抑えられたが、ここからしばらく膠着状態が続くことになる。ただし、気になるのはREGが引けないこと。同じ膠着状態であってもBR混合であれば多少なりとも気が楽になるのだが、REGを引けないこの状況は好ましくない。
この時の周りの状況だが、まだ高設定然とした挙動の台は見て取れなかった。ちなみに、狙い台であった台はまだ空き台のまま。
正直、1000G回してREGがゼロとなると、高設定の可能性はかなり低くなる。そう感じていたので、台移動を決意しかけたそのタイミングで、この日初のREGが降臨した。
当然ながら台移動をせず続行するのだが、その後はREGどころかBIGも引けないまま出玉は飲まれ、追加投資までして、ついには離席に追いやられてしまった。
ツイていないというか、タイミングが悪いというか、ついさっきまで空いていたもう1台の狙い台も、自分が離席する1~2分前に座られてしまい、この後打つ台が見つからなかったため、この日の実戦は終了せざるを得なくなってしまった。
実戦日の夜、結果を確認するため再来店したのだが、もう1台…つまり2択に絞って座らなかった方が正解だったようである。
ちなみに、自分が打った台はそれほど回っていなかったが、少なくとも設定5or6ではないだろう。
正解だと思しき台のデータだが、打っていた人にヤメる気配がなかったので、仕方なく翌日の朝イチに再々来店し、写真に収めてきたので公開する。
出玉は3200枚。BIGは設定6以上・REGは設定4の近似値。
イベントであることを考慮すると、使われているのは設定5or6の可能性が高く、加えてREG確率の悪さを鑑みると、設定6であった可能性が極めて高い!!
狙い台を2台に絞って、ウチ1台がドンピシャだった…と言えば聞こえは良いかもしれないが、結果的に座れていないのだから、予想がカスリもしなかったケースと何ら変わりはない。
狙い台の隣に人がいたから…などという安易な理由で狙い台を排除した自分の浅はかさは、悔やんでも悔やみきれない。…が、比較的居心地や打ち心地を重視する自分的には、今後も同じ間違いを犯すのは容易に想像できる(汗)。
この日の晩飯は…1万以上も負けたので、当然ヌキである!!
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。