これを書いている今現在、日本はラグビーのW杯で大いに盛り上がっている。日本代表の奮闘もさることながら、ラグビー自体の面白さに気づいた方も多いのではないだろうか。かくいう私もその1人だ。ガタイの大きな男たちが正面からぶつかり合い、全力疾走しながら、トライを狙う姿は純粋なエンタメ感がある。
元来プロレスが好きで、特にスタン・ハンセンのファンだった私にとって(ハンセンはアメフト出身だけど)、壊れたダンプカー的な直線的なファイトは大好物。松島ような快足の点取り屋も魅力だが、稲垣のようなゴツゴツ系のプレーに目を惹かれてしまう。
ただ、ラグビーはルールが複雑すぎる。もちろん様々な歴史を経た上での、洗練されたルールであろうことは理解している。紳士のスポーツという思想の上に成り立っているのも知っている。今回のW杯によって、ルールをよく知らなくても楽しめることだって分かった。しかし一方で、もう少し平易なルールであれば、もっとファンが増えるのになぁとも思う。
たとえばプロレスと比較した場合…いや、ラグビーファンに怒られそうだからヤメておこう。たとえばサッカーと比較した場合(これも少し怒られそうだが)、このスポーツが世界規模で盛り上がっている理由として、やはりルールが比較的簡単であることは無視できない。
その他にも、あまり初期費用がかからない(最近はそうでもないらしい)、体格差の影響がそれほどない、FIFA・UEFA・各クラブがメディア戦略に長け、スポンサー集めも上手…等々、多くの要因があるのだろうが、とにかく最初の入口である「ルールの分かりやすさ」「とっつきやすさ」は、競技人口やファンを増やすために不可欠な要素だと思うのだ。
当然、ラグビーファンの中には「サッカーのようにならなくて結構」「お前が言うな」とお思いの方もいるだろう。おっしゃる通り。そもそも私は、ラグビーの人気を気にするような立場ではない。
さっきも言ったように、根源的な魅力・思想を何となく分かったつもりでいる一介のニワカファンであり、「別にルールが難しくても楽しけりゃい良いじゃん(ルールが分かればもっと楽しいだろうけど)」と思っている。 つまり、ラグビーに対して文句を言うためにこれを書いているわけではない。
今回、私がラグビーに触れて頭をよぎったことは、「パチスロのルール」に関してだ。昨今の機種はノーマルタイプを除き、システムが複雑ではなかろうか。
もちろんAT・ART・RTなどは、これまで様々な歴史を経た上での、洗練された機能であることは理解している。プレイヤーを興奮させつつ、同時にホール側も喜ぶ(儲かる)仕組みの1つであることも知っている。それらを生み出したメーカーの開発者も素晴らしいと感じている。
しかし、初心者やお年寄りから「よく分からない」「わざわざ勉強したくもない」「知らずに打ったら損しそう」「だから打たない」と敬遠されてしまう傾向があるのも事実。
36歳でパチスロ歴約18年の私だって、10年以上前から同じように感じる場面がある。当然、システムが複雑だとしても、ファンは確実に存在するし、一時的に人気が出る機種もあるだろう。
ただ「初めて打ってみようかな」「7が揃えばメダルが出るんでしょ」ぐらいの層にとって、ART・AT機が主流となった今のパチスロは、覚えなければならないルールが多すぎる(知らなくても打てるが、それを続けると負けやすく楽しくない)。つまり、最初のハードルが高い、入り口が狭いと思うのだ。さらにパチスロの規制は年々厳しくなり、出玉的にも制限がかけられている。この状況は、少し心配になってしまう。
まぁ、これも雑貨屋のオヤジが語るべきものではない。今は超シンプルなルールで打てるジャグラーをシコシコ打ちながら、次の時代を前向きに捉えて、ゆっくり待つのがベストだろう。
2週間の結果
実戦台数…計10台(英世10本)
ボーナスHIT…2台
トータル収支…−2000円
この2週間は久々に仕事が忙しく、それほど打てなかった。英世1本でボーナスがHITしたのは2台。サンプルの少なさを考えたら、まぁ当たったほうなのかもしれない。結局マイナスで終えたのは痛いが…また頑張ろう。
ピックアップ実戦
7 BIG 1000円
76 BIG
387 BIG
13 BIG
100 ヤメ 451枚
今回唯一勝利できたデータ。序盤のBIG2連で得た出玉が飲まれてしまう直前、ほぼラストゲームでBIGを引き戻すという劇的な展開だった。最後に100Gでサクッとヤメることができたのも勝因の1つかもしれない。
英世さん1本勝負~タッチ&GOGO!~
ジャグラーを1台あたり1000円(=英世1本)のみ打つ企画。ボーナスを引ければ勝負を続行(ヤメ時は臨機応変に対応)、引けなければ即座に台移動する。実戦人は1ヶ月間にできる限り勝負を敢行し、その結果を隔週くらいで公開予定。