毎日のようにスロットを打っていると、世間の動きから取り残されてしまうのではないか…という恐怖感に苛まれる。それを補うためにも、複数のニュースサイトを毎日チェックしている道化光です。
先日、某ニュースサイトに気になる記事が掲載されていた。コロナ禍で自殺者が増えているというニュース。
厚生労働省と警察庁の速報値によると、8月の自殺者数は1849人で、前年同月に比べ246人増えたというのだ。
ちなみに、コロナに感染してなくなった方は273人だそうだ。
“コロナよりも経済失速による死者が増える”
緊急事態宣言が発令された当初から叫ばれていた懸念が、現実のものとなりつつあるようだ。
さらに記事は続く。自殺者の内訳だが、男性が昨年比60人増の1199人、女性が昨年比186人増の650人と報じられた。
元来自殺者は圧倒的に男性が多いとされるが、昨年に比べ女性の増加が顕著であるのが気に掛かる。コロナの影響による非正規職員斬りの煽りをモロに受けていると記事では語られていた。
偉そうにニュースを語るなと批判を受けそうだが、スロットのような娯楽産業は日本が元気であってこそ成り立つもの。
生活が立ち行かなくなれば、多くの人がまず遊興費から節約するという選択はごくごく自然なことである。つまり、この国の経済が良好であることは業界が上向く重要なファクターなのである。
っとまあ、堅い話をしてはみたものの、自分はスロットでしか飯が食えない人間なので、難しい話は偉い先生方に任せて、本分であるジャグラーの話を始めたいと思う。
今回は、夕方以降の中途実戦を行った時の報告をしていこうと思う。
…だが、緊急事態である。
通う店の稼働が軒並みガタ落ちなのである。
自身が通っているホールでは、コロナ自粛で設定状況が悪くなっているのか、打ち手の懐事情が寂しいのか、理由ははっきりわからないが、夕方や夜に来店しても全然回っていないのである。
今回も実戦開始時間が20:00であるにも関わらず、打った台の回転数は1400Gチョイ。BR共に設定6以上であるにも関わらず、2~3時間しか打たれていないのである。
この数値の台が放置されている状況なのだから、他の台は言わずもがな…。惨めなほどにガラガラな店内を懸念しつつ、実戦を開始する運びとなった。
開始から53G、レバーON時にひっそりとペカった。一応、チェリー同時当選でないことを確認し、次ゲーム1枚掛けでレバーを叩くと効果音が発生。幸先よくBIGであった。
投資も2000円と少なく、開始早々にプラスで帰れる公算が非常に高くなった。
しかし、2ペカ目は200G寸前まで引っ張られる。ここでもBIGだったため中ハマリも救われ、その後待望の2桁連チャンに繋がる。
さらに大きくハマることなくBIGを重ねるが…そう、気になるのはREG確率である。
ファンキーはBIG偏向であるとは言え、REG確率にも大きな設定差があるわけで、7回目のREGを引く直前のREG確率は1/307.5と設定5を下回ってしまっていた。
しかし、ここでREGを引いたためREG確率は1/263.5。つまり設定6以上に回復したので、当然ながら続行する。
その後は100G台で2回、200G台で2回、計4回ペカるが、それも全てBIG。つまり、650G余り消化してREGが0回である。
BIG後100G回した段階でREG確率をチェックしたら、1/374.8。想像はできていたが、設定3以下にまで落ちてしまったので、ここで実戦は終了した。
今回の実戦データ
53 777 2K
197 777
14 777
116 777
60 REG
142 777
102 777
210 777
224 777
100 ヤメ
実戦結果
総回転数 2624G
BIG 16回(1/164.0)
REG 7回(1/374.8)
獲得枚数 739枚
収支 +14000円
プラス収支での終了だったので、めでたいのはめでたいのだが、ほぼ間違いなく高設定ではないことは大問題である。
以前から語っているが、このところの朝イチの高設定奪取率はかなり下がっている(自身が不甲斐ないだけなのだが)。
その上、台の状況を把握してから実戦できる中途勝負の高設定奪取率も下がってしまうとなると、今後のスロ生活が暗いものになることは想像に難しくない。今は、たまたまラッキーが続いて勝っているだけ…とも言えてしまうのである。
冒頭でも触れた稼働ガタ落ちの件…行き慣れているとは言え、流石に控えなければならない。コロナ禍で全国的に厳しい状況が続く中、それでも稼働を維持していて高設定を常設している店はあるわけで、そういう店での実戦を心がけようと思う。
最近、いつもこうしたい、こうしなければならない的な希望的観測で終わっている気がするが、実戦店候補の目星は付けてある。
ただ、決して近い距離にあるわけではないので、面倒であるが故、ついつい行き慣れた店で打ってしまっていたのだが、流石にその考えは改めなければならないようだ。
少なくとも強烈なるマイナス収支を喰らう前に!!
ちなみに、この日の晩飯は某有名ピザのチェーン店。低価格で食べ放題的な貧乏人にとってはありがたい店で、腹一杯になるまで食いまくった。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。