スロットで生計を立てる生活をしていると、俗社会から取り残されてしまうという恐怖感に苛まれる。そんな不安を少しでも解消すべく、毎日スマホでニュースをチェックしている道化光です。
先日、目にしたニュースで思わず笑ってしまった。というか、どうしてそんなことになるんだとツッコミたくなる内容だったので触れておきたい。
それは、東京は葛飾区のソープランドでの出来事。店の女の子が売春行為をしていると知りながら、ソープランドの男性従業員及び店舗側が個室を提供していたという容疑で逮捕されたという内容。
いや、ソープランドで夜な夜な性行為が行われていることは、大人なら誰でも知っている。ただ、面白かったのはニュースの内容そのものではなく、記事に添付されていたyoutubeの動画映像。
地上波の報道番組を貼り付けたものだが、某キー局のアナウンサーが「売春防止法違反の疑いで、葛飾区の風俗店の店員5名が…」と真剣な面持ちで上記内容の原稿を読む様が面白過ぎた。
あのアナウンサーだって絶対にソープランドが如何なるものか分かっているはずだ。どんなメンタリティで原稿を読んでいるのだろうなと想像すると笑いがとまらなかった。
まあ、バカバカしい話はこれぐらいにしてジャグラーの話をしていこう。
根拠のある話ではないが、ここ数ヶ月おぼろげに感じていることがある。それは、アイムジャグラーの稼働についてである。
旧基準機が続々撤去期限を迎えており、それに加えて6号機が低迷…稼働・売り上げ・利益を支えているのはジャグラーシリーズ。そんな図式の成り立つ店が極めて多いように見受けられる。
ジャグラーシリーズをさらに掘り下げてみると、機種によっても格差が産まれつつあるように感じる。多くの店で、マイジャグ系が強く、アイム系が弱いと感じるのは自分だけではないはずだ。
店舗の立地や客層によって機種ごとの格差が出るのは当たり前だとするならば、この店はマイジャグが強いが、あの店はアイムが強く、向こうの店はゴージャグが強い…等々の特徴が出てしかるべきなのではないだろうか。
少なくとも自分が通い、チラッとでも覗いている数十店舗は、例外なくマイジャグ>アイムの順で強いという図式が成り立つ。
ちなみに、強い2・3番手には店の特徴が出たりするのだが…。例えば、A店はマイジャグ>ファンキー>ミラクル>ゴージャグ>アイムであるのに対し、B店はマイジャグ>ゴージャグ>ファンキー>ミラクル=アイム、といった具合に。
しかし、マイジャグ>アイムという図式は揺るがないようである。
何故このような画一的な現象になってしまうのか。マイジャグ系は出玉率が高く、出玉アピールに繋がりやすい。出玉アピールができれば、集客への訴求効果が高くなる。
つまり、手っ取り早く打ち手を集められるのがマイジャグである…そう考えるホールが多いのだろう。しかし、手っ取り早く集まってくる打ち手は、流動的でありイベントやSNS等による煽り次第で、あっという間にいなくなってしまう。
したがって、個人的にはマイジャグ系を推すのも一長一短なのではないかと思う。
逆にアイムを推している店は、安定した稼働アップを目論んでいると捉えることができ、イベントプロを排除したいという意図が見え隠れする。この理論はあくまでも憶測である。
何故ならこのような特徴を持った店を見付けられていないから。ただ、このような店があれば、高設定ツモ率が向上することは容易に想像できる。
かつて、ホール関係者に聞いたことがある。
「マイジャグの高設定(設定5・6)は客帯率が高く、空くことはほとんどないが、アイムは設定5はもちろん、設定6でも捨てられていることが少なくない」
※客帯率とは1台を何人で打ったかを示す確率。1人の打ち手がどれだけ粘ったかを見る指標
マイジャグはしっかり設定看破している打ち手が多い。対して、アイムは年配層やビギナーが多く、高設定を示していても、時間がなかったり、満足ヤメであったりで空き台になりやすいのだと言う。
この理論は、今後のジャグラーライフに大きく役立つと思う…。のだが、話はそう簡単ではない。
自分はかなり多くの店を見て回るタイプだと思うのだが、ここ1年程度アイム>マイジャグという図式の店を見ていない。つまり、該当する店を探すのは非常に困難なのだ。
しかし、このまま手をこまねいていても仕方がないので、打開策を考えてみた。いきなりアイム>マイジャグ的な店を探すのではなく、マイジャグ以外のシリーズ>マイジャグという図式が成り立っている店を探してみようと思う。
もちろん、数日程度ではなく、最低限1週間を通してマイジャグ以外のジャグラーを推しているホールを探し、そこで実戦できれば朝イチから打ち切るぐらいの実戦を行いたいと考えている。
近々報告できることを願い、ここから1~2週間はホール探しに奔走する所存である。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。