以前、これといった趣味がないと書いたような気がするが、無理やり言えば“旅行”が趣味だと言えなくもない道化光です。
7月22日から実施されたGO TOトラベルキャンペーンの話を聞くやいなや、一泊二日の旅を予約したのだが、蓋を開けてみれば突然の東京除外。
自分は神奈川県民だが、東京都との境目に住んでいるため、“地方からはきっと歓迎されないんだろうな~”と考えるようになり、思わずキャンセルしてしまった。もちろん、キャンセル料を国が保証してくれるというニュースを確認した上でだが…。
さて今回は、自身のルーティンとなっている夕方以降の実戦を語らせてもらう。
実戦機種のターゲットとなったのはスーパーミラクルジャグラー。
今回の実戦店舗にはよく通っており、ジャグラーの設定状況はいたって普通。基本的に平日は設定5止まりのようだが、不定期で週に1~2回程度は設定6を使っている模様。
ラインナップ的には、ゴージャグ・マイⅢ・ミラクルの台数が多く、マイⅣ・ファンキーの台数が少ない。力の入れ具合で言うとメインはマイⅢ、次いでファンキー・ゴージャグといった感じで、アイムが弱め(稼働も最も低い)である。
ミラクルは、可もなく不可もないので、積極的に狙うべき機種ではないが、実戦日は高設定らしき台が空いていたので着席した。
見つけたのはBIG・REG確率共に設定5と6の間で、BIGはやや設定5寄り、REGはやや設定6寄りという台。
BIG 16回(1/243.1)
REG 12回(1/324.1)
106Gで放置されていた台を打ち始めること数分、逆押しから中段に7がテンパイ…自分が最も好きな出目の2確である。REGの可能性が高いこの出目も、この時はBIG。
低投資で幸先の良いスタートが切れたと安堵していたら、それは不意に訪れた。中段チェリー降臨である(ちなみに3粒チェリー)。
ちなみに、ミラクルの中段チェリー確率は、2粒・3粒チェリーが各1/7267.4、合算で1/3633.7である。設定差はなくBIG確定なので、ただただラッキーなフラグを引いたということになる。
さらに、中段チェリーからのBIG終了後に9GでレバーON時の「ガコッ!」が発生。プレミア演出…すなわちBIG確定だ。
開始から3連続BIGで、しかもプレミアフラグ&演出…こういう日は勝てる!! 自分はオカルト派ではないが、自身の統計的にラッキーなことが続くときは不思議と勝てるのだ(当たり前と言えば当たり前だが…)。
その後251Gと若干ハマったものの、46G・6Gと再び連チャンし、出玉を伸ばしていたところ、再びアイツが降臨した。
いや、再びと書いたが、今回は前回のとは異なる2粒の中段チェリーだった。
これまで、幾度と中段チェリーを引いているが、1日に2回引いたのは初。最も、見逃している可能性は大いにあるが…。
例えば2粒の中段チェリーが成立していたケース。その場合、上にチェリーのあるBARを狙うと枠内にチェリーは停止しない。ただし、この場合でも中・右リールにBARを狙い、一直線に停止すれば中段チェリーの成立を判別できる。
2度の中段チェリーを記録するというラッキーこの上ない展開ながら、気に掛かることが一点あった。打ち始めてからREGが1度も引けていないのだ。
打ち始めの確率は設定5と6の間であったが、REG確率は既に設定3の近似値に近づいていた。他のジャグラーに比べてミラクルは、REGの重要度は若干低めではあるが、それでも気にならないと言えば嘘になる。
もうしばらく打ってもREGが引けないようなら、ヤメようかなぁ…そう考えていた時、三度奇跡が起きる!!
3度目の中段チェリー降臨。しかも、BIG後わずか10Gでの出来事である。まさかまさか、3回も中段チェリーが見られるとは…。
前述したように設定差がない1/7267.4のフラグなので、引けなくても当然、それを3回も引いたのだから、936枚はタナボタと言えるコインだった。
ラッキーが続いたこと、1000G近くREGが引けていないこと、ソコソコいい時間になったこと、これらを考慮して離席を決断したのが少々早めの21:00過ぎだった。
今回の実戦データ
179 777 3K
104 777 中段チェリー3粒
9 777
251 777
46 777
6 777
35 777 中段チェリー2粒
291 777
10 777 中段チェリー3粒
100 ヤメ
実戦結果
総回転数 4805G
BIG 25回(1/192.2)
REG 12回(1/400.4)
投資 3000円
回収 1435枚
収支 +28000円
BIGは3度の中段チェリーを除外したとしても22回(1/218.4)で設定6以上となった。しかし、REGは12回(1/400.4)と全く伸びず、設定2と3の間にまで落ちてしまった。
最近、設定5or6で間違いないだろうという台に座って、実は中間設定だったのではないか…というところまで落ち込むことが多いものの、そのほとんどでBIGのヒキに助けられ、プラス収支で帰宅するというケースが続いている。
立ち回りとして喜ばしくはないものの、勝てばオールOK!! それが自分のジャグラーと対峙する際のスタンスである。
この日の晩飯は贅沢したいとも思ったが、今日のアガリはマグレによるいわばアブク銭。
そのうち、BIGのヒキが弱く、負けることもあるだろうと思い、贅沢はせず大手チェーンの定食で済ませることにした。
ただ、どうしても食べたかったので、だし巻きを追加で注文したのだが、コレが想像以上に甘く、若干後悔して帰宅することとなった。
銭ゲバジャグ戦記
道化光(どうけひかる)の立ち回りは“勝つために手段は選ばない”スタイルで、強い特定日があれば朝イチから並ぶし、緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わない。また、ガチの実戦記の他にジャグラーに対する探究心から、様々なことを突き詰める検証実戦などもするコラムとなっている。