どうも、道化光です。自分はジャグラーしか打たないのか?
そう聞かれれば答えはNOである。爆裂系のAT機も打つし、少し大人しめのART機も打つ。なんならリーチ目系のノーマルタイプも打つし、ジャグラー以外の告知機種も打つ。つまり、パチスロと名が付けばとりあえずはなんでも打つほどのキ○○イなのである(6号機は一切打っていないが)。
ただし、行き着くところは大概ジャグラーとなる。なぜなら、ジャグラーは高設定の後ヅモ効果が高いから。プロらしき人種に荒らされているホールもあるが、多くのホールは年配者やビギナーが座る憩いの場であることが多く、単独で動いている自分にとってはありがたいシマなのである。
今回取り上げるテーマも、そんなホールでよく目にする「REG先行台」について触れていきたいと思う。
「REG先行台」はジャグラー打ちならついつい手を出してしまいそうな魅惑のワードだが、REG確率により大きな設定差が設けられているのだから、手を出してしまうことは決して間違った考え方ではない。
ただ、どうだろう…。REG先行台をチョイスしたのに、当たるのはREGばかり。結局、REG確率をより一層高め、BIG確率は見るも無残な数値にまで落ち込んでしまった。こんな経験を幾度となくしているプレイヤーも多いのではないだろうか。
今回取り上げるREG先行台、それはジャグラーに精通していない年配層やビギナーが捨てたのか、ある程度の知識はあるものの、展開の悪さに耐え切れず捨てたのか詳細は分からないが、神が与えし褒美だと捉え打ってみることにした。
実戦日当日、自分が趣いたタイミングで放置されていたREG先行台は2台。
ともにゴーゴージャグラーであった。余談だが、個人的にゴージャグはあまり好みではない。先ペカがないのでレバーON時のドキドキ感が半減する…と感じるからである。他の機種の先ペカによるボーナスは何故か得をしたように感じる。少しオカルトとなるかもしれないが、ハマリを救済してくれるときの多くは先ペカであると感じているのは自分だけだろうか。話がそれてしまったので元に戻そう。
2台あった空き台の詳細はこちら。
1台はREG確率が設定6を振り切っているものの、回転数が1200G余りと少なく、加えてBIGを1回しか記録していない。
もう1台は、REG確率が設定6の近似値ながらBIG確率は設定1以下、回転数は約2600Gという台だ。
回転数が少ない・BIG確率が悪いという理由でどちらも打たないという選択肢もあるかと思うが、打つならどっちと問うなら、ジャグラー打ちの10人に7~8人は後者と答えるのではないだろうか。自身も後者を選んで実戦を開始することにした。
実戦開始1000円でBIGが成立。前回も書いたと思うが、初ボーナスはBIGを願いたいところである。その後、初BIGの持ち玉でREGを3回獲得(内1回はチェリー+REG)。ブドウ確率も1/6.61と悪くはない。後はBIGが連チャンしてくれることを待つばかり…だったが、引けるのはREGばかりで、ついには追加投資を余儀なくされる。追加投資が重なること3度、ようやくこの日2回目のBIGを獲得するが、その出玉は一瞬で飲まれてしまう。この時点で回転数が3600G余り、REG確率は設定6を振り切っているが、BIG確率は実戦開始時よりもさらに低くなってしまった。
これ以上粘る気力、そして閉店までの時間も多く残っていなかったため、この日の実戦はこれにて終了とした。
アガリがなかったので、飲みに行くカネはもちろんないし、ファミレスや定食屋で飯を食うどころか、コンビニで飯を買うのもやめることにした。
仕方なく帰宅して袋ラーメンで空腹を凌いだのだが(ささやかな贅沢として卵を1個)、これ以上ない寂しさを感じたのは言うまでもない。
登山家はなぜキツイ思いをして山に登るのかと聞かれた時には、こんな事を言うと聞く「そこに山があったから」と。ジャグラー打ちの多くもそうに相違なく「そこにREG先行台があったから」打ったのである。
しかし、REG先行台が必ず高設定、または必ず勝てるという確証はもちろんなく、負けることは決して珍しくない。したがって、打つべきか打たざるべきか悩んだ時には、ほんの少しで良いから、GOする条件を少しシビアにして欲しい。REG確率が設定6なら無条件で打つのではなく、BIG確率がせめて中間設定であるとか、スランプグラフ的にプラス域であるとか…。もちろん、BR共に設定6以上の台を打つのが理想であることは言うまでもない。
これ以上ない万全の態勢で勝負に至り、それでも負けてしまったら…心の中で自分の前任者を思いっきり罵ろうではないか「ふざけんなよREGばっか引きやがって、おかげで騙されたぜ!!」と。もちろん、心の中でな!!
銭ゲバジャグ戦記
打つ際の立ち回りは“勝つために手段は選ばず”。西に強い特定日があれば朝イチから並ぶし、東に緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わず、ただただ勝利に向かってジャグに立ち向う、道化光(どうけひかる)の銭ゲバな実戦記となっている。