どうも、道化光です。このコラムを書いている時はラグビーワールドカップ真っ只中。自分は人生の中で、ラグビーというスポーツに全く触れることもなく、観戦する事すらもなかった。
とは言え、今回は自国開催という事、サッカーWC、オリンピックに次ぐ世界的なスポーツイベントであると耳にし、TVではあるが初めてリアルタイムで初戦の日本vsロシア戦を観戦。常に冷静沈着で、身内からは人として冷たいと揶揄される自分が、感情を顕に日本代表を応援していた。想像以上にボディコンタクトが激しく、想像以上にエキサイティングな試合だった。自分にできないことをやってのける人達…自分の中ではそれら全ての人がヒーローに見えた。
彼らの戦いを見ていると、自分もこうしちゃいられない、明日からさらに頑張らねばと決意を新たにできる。ただし、自身の戦いである“パチスロ”と、彼らの戦いとの内容のギャップに、巨大なジレンマを常に感じていることは言うまでもない。
そうは言っても現状の稼ぎ口はパチスロしかないわけで、日々勝つことでしか自分の生きる道はない。今日も明日も明後日も、ジャグラーと向き合っていく…。それが自分の生きる道なのだ。
さて、そろそろ今回の本題に話を戻そう。
ジャグラーを打つ場合、それに特化した特定日が首都圏にあればソコへ向かい、朝から高設定を狙う、コレが自分の基本スタイルである。ただ、毎日同じ店に通うわけでもなく、情報を共有できる仲間も皆無な自分が、そう簡単に高設定をツモれるはずもなく、早々に諦めることも少なくない。イヤ、むしろ朝から高設定を掴めることの方が少ないと恥ずかしながら申告しなければならない。
しかし、パチスロを飯の種としており、しかもその殆どをジャグラーに頼っている自分は、日々の収支が生活を直撃する。収支がショボければ、その分夕飯の献立も貧相なものになるし、大勝ちをすれば焼肉や寿司にもありつけるのである。
したがって、午前中にスカったからといって、泣き寝入り出来る訳もなく、勝てる手段を模索する。といっても、そんな大層な話ではなく、ある程度時間をおいてから他人が育ててくれた高設定(らしき)台をひたすら探す。ただこれだけの作業をひたすら繰り返すだけである。そんな中、今回は午前中にスカった9月某日の神奈川某所における実戦を紹介する。
9月某日 19:30 神奈川某店(47枚貸し出し47枚交換)
3600G BIG18回 REG6回のスーパーミラクルジャグラーを発見!!
3000G以上回っていてBIG確率が設定6以上であること、実戦店舗にてスーパーミラクルジャグラーのポスターが立て掛けられていたこと(普段はない)、そのシマでは他に確率良好な台が1台もなかったこと、これらが打つべき理由だが、どうしても気になるのがREG確率。ただし、この日は自分にこう言い聞かせた。「ジャグラーといえば基本的にはREGとブドウだが、スーミラにおけるREG確率はアイムを筆頭とする王道系に比べればそれほど神経質になる必要はない…」と。
実戦開始後、投資6千円で初ペカをモノにするが、揃ったのはREG。設定的にはREGの方が頼もしいのかもしれないが、初当たりはBIGが嬉しい。これはジャグ打ち共通の思いではないだろうか。ありがちなのだ、REG確率ばかりが高設定に近づけば良いのだが、中間設定まで上がってそこでピタっと止まる、こんな現象をしょっちゅう起こす台が。苦い印象が残りやすいだけなのかもしれないが、とかくジャグラーはこの手の台が多いように感じる。
今回もREGの連発でREG確率が中間設定並みに上がり、BIG確率が中間設定並みに下がり、結局設定2か3ぐらいに収まるのでは…。そんな流れになりそうな気配だったが、この日は大きくハマることなく、加えてBIG確率は設定6以上をキープするというこれ以上ない展開で、時間が経過した。
しかし、恐らく高設定ではないだろうという台で、このような挙動は願ったり叶ったりである。無駄に引きずられることなく、スパっとヤメられるからだ。スタートの段階でREG確率が悪く、打ち進めてもREG確率が高設定レベルに上がっていかない。加えてBIG確率だけは高設定をキープ。つまり、低設定~中間設定のBIG引き強である可能性が極めて高いと早々に判断し、わずか2時間弱の実戦でこの日の勝負は終わったのである。
実戦結果
投資 6000円
獲得枚数 912枚
収支 +13000円
追記:スロットを生業とするということはこんなことの繰り返しだと思っている。日々高設定に辿り着けずとも、小額ながらも勝ち続けることで、晩飯の内容はソコソコ良いものにありつける。ちなみにこの日は、安居酒屋で刺身をつまみつつ、焼酎を2~3杯。ほろ酔い程度に留め、明日の勝負に備えつつ就寝した。
銭ゲバジャグ戦記
打つ際の立ち回りは“勝つために手段は選ばず”。西に強い特定日があれば朝イチから並ぶし、東に緩いホールがあれば夜からの後ヅモをも厭わず、ただただ勝利に向かってジャグに立ち向う、道化光(どうけひかる)の銭ゲバな実戦記となっている。