皆さま、はじめまして。私、邪愚輝男(じゃぐ ぺかお)と申します。言うまでもなく、これは仮名です。本名を晒しても別に問題はないと思うのですが、万が一、私の家族(独身ですけど)や会社などに迷惑をかける可能性も否定できない。というわけで、この名前を使うことにしました。「ジャグ=邪愚」「ペカらせる男=輝男」と、完全なるダジャレです。改めて説明するのが恥ずかしいほどシンプルなダジャレです。今この瞬間も私の顔面は紅潮しています。京浜急行のように真っ赤です。しかし、名前が単純な分だけ、読者の皆さまに早く覚えていただけるのではないかと考えています。とにもかくにも、どうぞ宜しくお願いします。
私、邪愚輝男は1976年生まれ、43歳の会社員です。会社は関東地方の某県にあり、業種は商社系…ぐらいの説明で良いでしょうか。現在は独身で、一人暮らしをしています。
趣味はズバリ、鉄道です。昔から鉄道に関するものが好きで、特に時刻表が大好物。小学生の頃は少年ジャンプよりも時刻表を眺める時間が圧倒的に長く、近所の沿線・新幹線の駅名などを暗記したり、「机上旅行」するのが楽しみでした。お陰さまで、気の合う友達は1両編成…いや、1人だけ。彼とは今も良い関係です。
「机上旅行」という言葉についてご存じない方もいるでしょうから、少し補足をしましょう。机上旅行とは、時刻表で列車の乗り継ぎをあれこれ調べ、様々なルートを模索したり、その間の車窓・景色や観光地なども頭で想像しながら、旅行した気分になることです(もちろん机上で計画して、実際に旅行することもあります)。
ここで1つの例として「朝8時に東京を出発→新函館北斗まで、日本海(羽越本線)経由で行く場合はどうなるか」を考えてみましょう(※9月30日時点の平日ダイヤ)。
本来、8:20発の東北・北海道新幹線「はやぶさ5号」に乗ってしまえば、12:18に到着します(乗り換え無しの3時間58分)。しかし、今回の条件は羽越本線を経由することです。そうなると…
東京 09:28発 上越新幹線「とき313号」
新潟 11:34着
新潟 12:32発 白新線・羽越本線「特急いなほ5号」
秋田 16:04着
秋田 16:27発 奥羽本線 普通列車
新青森 19:47着
新青森 20:42発 北海道新幹線「はやぶさ33号」
新函館北斗 21:44着
ざっくり調べると、このような行程が浮かびます。当然、他にも様々なルートが考えられ、その可能性を探るのも机上旅行の楽しみの1つ。長野・北陸新幹線を使うとどうなるのか、郡山から磐越西線で新津へ向かったらどうなるか、古川から陸羽東線で新庄、新庄から陸羽西線で余目に抜けたら…など、かなりの選択肢があります。それと同時に、鳴子あたりは紅葉も綺麗だろうし、ゆっくり温泉にでも浸かって…と、実際に旅行した場合の妄想もどんどん膨らんでしまいます。このように、時刻表で様々なルートを調べている時間は、私にとってまさに至福。巷では私のような人間を「ダイヤ鉄(ダイヤ=時刻表が好きな鉄道オタク)」と呼ぶようです。
まず、ジャグラーの聖地、そして縁のある板橋区の板橋駅(北電子のビルがあります)をスタート地点とし、そこから私が行きたい場所(駅)をゴールに設定します。そして、その間にある在来線の駅の数を算出。月2回のジャグラー実戦で「ペカった数」だけ(机上で)駅を進めることができ、最終的にゴールを目指す企画です。スゴロクを想像すれば分かりやすいかもしれません。
たとえば、ゴール地点を「大宮」と仮定しましょう。板橋から大宮までの駅の数は、埼京線で13駅。つまり、13ペカリ(13回ボーナスを引くこと)で目的地到達=ゴールとなります。その後は新たに目的地を設定し、同じように繰り返すわけです。
なお、目的地まで複数のルートがあった場合は、私の独断と偏見で選択します。また、この企画は机上旅行がテーマですので、現地へ赴いて打つことはありません。任意の場所でジャグラーを打ち、頭の中で「今日は4ペカリ=4駅進んで○○駅にいるんだな」と想像する感じです。ただし、目的地にゴールした際は、記念として当地に降り立つ予定です。仮に日本最北端・稚内を目的地として設定&ゴールできたら、もちろん行くつもりです。…そこまでペカらせるのは大変でしょうけど。
次回、本格的に私の机上旅行×リアルなジャグ実戦がスタートします。果たして目的地はどこなのか、どれぐらいペカらせることができるのか。乞うご期待ください!
ダイヤ鉄・邪愚輝男
ダイヤ鉄の邪愚輝男が行きたい場所(=ゴール)を設定し、スタートからゴールの間にある駅の数(主にJRの駅)を時刻表にて算出。実戦でペカった回数だけスゴロクのように駅数を進めて、ゴールを目指す企画。