今回は設定3シミュレート第4弾として、ハッピージャグラーV Ⅲの設定3の挙動を解説していきます。
参考
ハッピージャグラーV Ⅲ 基本スペック
設定 | BIG確率 | REG確率 | 合算 | 機械割 |
1 | 1/273.1 | 1/397.2 | 1/161.8 | 97.0% |
2 | 1/270.8 | 1/362.1 | 1/154.9 | 98.1% |
3 | 1/263.2 | 1/332.7 | 1/146.9 | 99.9% |
4 | 1/254.0 | 1/300.6 | 1/137.7 | 102.9% |
5 | 1/239.2 | 1/273.1 | 1/127.5 | 105.8% |
6 | 1/226.0 | 1/256.0 | 1/120.0 | 108.4% |
ハッピーのREG確率は低設定域が高く、対する高設定域はアイムと同程度でそこまで高くないので、設定間の確率幅が狭く“挙動が紛れやすい”のが特徴。さらにBIG確率もある程度の差があるため、アイムやマイジャグよりもファンキーに近い。ジャグラーシリーズの中でも設定推測が難しい部類の機種と言えます。
そんな機種の中間に位置する設定3は、ボーナス確率が高設定にも低設定にも近いので上振れも下振れもしやすく立ち回りが困難。さらに機械割は100%を超えないという困りもの。ホールにとっては勘違いによる稼働貢献が期待できるので重宝される設定ですね。設定6を狙った結果が設定4でした…ならいいですが、それが設定3まで踏み込むようではまずい。なんとか設定4で踏みとどまる指針が欲しいところです。
以前の記事で、シミュレートから見えたぶどう、角チェリー、そして角チェリー+ボーナス(特にREG)確率の設定差を掲載していますので、参考にしながら各項目の数値に続行orヤメのボーダーを設定するのがおすすめです。
とはいえ、短期間で中間設定を見抜くのは困難なので、やはりある程度のサンプルの回転数が必要となりす。設定3のシミュレートからいくつかピックアップしたデータを掲載していますので、どれだけ数値が振れるのか確認してみましょう。
条件は
・ボーナス告知後は1枚掛けで揃える
・5000ゲーム消化
でシミュレートしました。
まるで高設定! しかし…
■データ①
BIG 26 1/192.3
REG 19 1/263.2
合算 45 1/111.1
機械割 117.26%
収支 +2437枚
■データ②
BIG 22 1/227.3
REG 20 1/250.0
合算 42 1/119.1
機械割 108.73%
収支 +1227枚
■データ③
BIG 25 1/200.0
REG 19 1/263.2
合算 44 1/113.6
機械割 113.64%
収支 +2065枚
上記3種類のデータはBIG、REG共に設定6の近似値。5000ゲーム消化してこの数値なら閉店まで打ち切りたいところですが、実際の設定は3。平気で上振れしてきますね…。
もちろん惨敗することも…
■データ④
BIG 14 1/357.1
REG 15 1/333.3
合算 29 1/172.4
機械割 90.38%
収支 -1319枚
■データ⑤
BIG 15 1/333.3
REG 11 1/454.6
合算 26 1/192.3
機械割 89.98%
収支 -1372枚
■データ⑥
BIG 11 1/454.6
REG 14 1/357.1
合算 25 1/200.0
合算 82.00%
収支 -2415枚
データ①~③とは逆に、思いきり低設定挙動で大きな負けを喫しています。ここまでは冒頭でお伝えした“挙動が紛れやすい”を象徴するようなデータですね。
勝つも負けるもBIGのヒキ次第!?
■データ⑦
BIG 22 1/227.3
REG 13 1/384.6
合算 35 1/142.9
機械割 105.05%
収支 +707枚
■データ⑧
BIG 23 1/217.4
REG 8 1/625.0
合算 31 1/161.3
機械割 101.59%
収支 +223枚
■データ⑨
BIG 14 1/357.1
REG 21 1/238.1
合算 34 1/142.9
機械割 96.5%
収支 -477枚
上にも下にも振れやすい設定3は、REG出現率が悪くてもBIGに助けられて結果的に勝ち切るケース、逆にREG先行で粘らされた挙句に負けてしまうケースが多い。「高設定だったのにBIGのヒキ弱で負けた」と思っていたら、実は全く高設定じゃなかった…なんてことも珍しくないのかもしれません。
使えるものは何でも使う!
5000ゲームでここまで暴れられると、正直データ表示器の情報で立ち回るのは不安…とはいえボーナス確率、とりわけREG確率は最重要項目なので無視するわけにはいきません。なので、併せてホールの傾向を把握し、実際に打つ場合はぶどうや角チェリー、そして角チェリー+ボーナス(特にREG)確率など、少しでも設定差がありそうな情報を総動員して設定推測したいところですね。
さて、今回のハッピーの設定3のシミュレートはいかがだったでしょうか。他のジャグ系機種同様に使われやすい設定なので、今回の記事も参考に設定4以上を掴むことを目指しましよう。